数学が苦手な人必見!大学受験の数学は勉強法次第で絶対伸びる!

数学 2024.4.30

数学が苦手で悩んでいるという高校生、受験生は多いのではないでしょうか。

数学は一度苦手だと思うと、なかなか苦手意識を消すことが難しいです。

しかし実は、数学の成績は方法さえ知っていれば必ず伸びます!

筆者も、もともと数学は苦手でしたが、勉強法を工夫し偏差値を50から75までアップさせました。

今回は、そのために行った勉強法をご紹介します。

1.数学で最重要!公式理解と勉強法

皆さんは、数学の公式を「覚えるもの」と認識していませんか?この認識こそが間違いです。

公式は、基本的に証明できるほど理解する意識を持ってみてください。

そうすることで、公式をど忘れした!!という事態になっても、自分で公式を導くことができます。

また、たまに「公式を証明しなさい」という問題が出題されますが、対策している人は案外少ないので差別化することもできます。

勉強法としては、青チャートのように公式を証明してくれているような、詳しい参考書を使用することをおすすめします。

どの応用問題を解くよりも、まずは公式の証明を熟読し、証明出来るように心がけました。

最初は意味がわからなくても構わないので、何度も熟読したり、時間があればノートに書いてみたりすることが大切です。

繰り返すことで、少しずつですが必ず理解出来るようになってきます。

これを意識することで、わからない問題に直面したときでも、用いるべき公式が頭に思い浮かびやすくなります。

また、私がおすすめする青チャートの使い方も紹介しておきます。青チャートは、とても分厚くて重く、持ち運びにくいですよね。

そこで筆者は、単元ごとに青チャートを切ってしまい、冊子にしていました。

そうすることで、電車のなかでもすっと取り出せて説明部分を読んだり、遊びに行くときでも小さい冊子状態なので鞄の中にひそめやすくなったりします。

いつでも持ち歩き、何度も証明や解説部分を覚えてしまうくらい熟読していました。

2.「すべて証明問題」勉強法で数学をマスター

自分で勉強するとき、時間が無駄だと計算式も書かず、「ただ答えを導く」という作業を繰り返してはいませんか?

これではただの作業で時間の無駄です。

今から伝える勉強法は、とても時間がかかり根気がいる作業です。しかし、これを習慣化することが出来ると間違いなく成績は急上昇します。

その勉強法とは、「全ての問題を証明問題として解く」というものです。

想像しにくい方は、「問題の答えの解説部分を自分で作る」というイメージをもってもらったら大丈夫です。

自分で解説を作っていくことで、問題を整理することが出来ますし、答えを導くルートを身体に定着させることが出来ます。

問題はアプローチ方法さえわかれば、必ず解けます。そのアプローチ方法を探るためにも、日々の積み重ねは必須です。

わからない問題に遭遇しても、ひとまずわかる範囲でいいのでノートに解法を書いてみてください。

例えば、正三角形を用いた問題だとすると、「三角形ABCは本文より正三角形であるから、辺AB=BC」というように、本当に簡単なわかることだけでも構いません。とにかく書くことが大切です。

これを続けると、実際の証明問題は間違いなく得点源になります。

記述式問題も完璧に書けるようになりますし、部分点の取り方もわかるようになります。

また、わからない問題のアプローチ方法も身につくでしょう。

3.数学マスターへの最短ルートは「反復」勉強法

今すぐに成績を伸ばしたい!!という方には、「反復」の勉強法をおすすめします。

多くの人が、「数学は様々な種類の問題を解いた方が良い」と考え、基本問題から発展問題まで、もしくは何冊もの問題集を学習しています。

もちろんこの作業も大切なのですが、てっとり早く数学の成績を上げたければ、一冊の問題集を何度も繰り返し解きまくってください。

「そんなことしたら、問題や解答も覚えちゃうよ!」と思うかも知れませんが、それでいいのです。むしろそれが目的です。

どの問題集を使用しても、基本的には頻出の問題が集められています。

頻出の問題をマスターすれば、違う問題が出ても学んだ考え方を組み合わせれば、必ず答えは出てきます。

応用問題は、ただの解法の組み合わせなのです。

例として出すと、私が高3のときに使用した問題集は「青チャート」「文系プラチカ」の2つだけです。

難関校を受験する方でも、この2つさえ完璧に出来ていたら数学で不利になることは間違いなくないでしょう。

私はどちらの問題集も1年間で4周ほどしました。1週目は普通に解いて間違った問題をチェック、2週目も普通に解いて間違った問題を違う色でチェック、3−4週目は間違った問題のみを解き、間違うたびに違う色でチェックして、新しいチェックが一切つかないまで解き直していました。

4.必要なのは勉強法だけではない!数学の成績はノートの取り方で変わる

もちろん勉強法の工夫も大切ですが。ノートの取り方もとても重要です。

数学の自習ノートは、計算ページのようになっていませんか?

絶対にやってはいけないノートの取り方が、計算式も書かず、筆算と答えだけを書いてしまうものです。

勉強する際、必ず計算式を書いてください。これは、答え合わせのときに自分の解法が合っていたのか確認するためです。

答えは合っていても、考え方が解答と違うときもあります。

「答えが合っているなら良いじゃん!!!」と思うかも知れませんが、できるだけ多くの解法を身につけた方が柔軟に問題に対応出来るようになるので、もし考え方が違えば、どこからどう違うのか、解答の考え方はどういうものなのかをノートに書き込みましょう。

そうすることで、「見返すことが出来る」数学ノートが完成していきます。

5.数学の勉強法まとめ

今回は数学の勉強法についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。数学は得意不得意がはっきりわかれる教科です。

しかし、努力次第でとても伸びる教科でもあります。得意な人は、大きな武器にすることも出来ます。

この記事が、みなさんの役にたてたら嬉しいです。

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この記事の執筆者

ニックネーム:もも

早稲田大学2年
得意教科:数学