多角形とは?内角の和の求め方を簡単に解説!
多角形(五角形や六角形、十角形など)の内角の和の求め方について、スマホでもみやすいイラストで簡単に解説していきます。
多角形の内角の和は、とても簡単に求めることができます。本記事を読めば、一瞬で内角の和が求められるでしょう。
今回は、早稲田大学に通う筆者が、多角形の内角の求め方について、数学が苦手な人でもわかるように解説していきます。
ぜひどんな多角形が登場しても、内角の和を求められるようにしましょう!
1:多角形の内角の和の公式
多角形の内角の和の求め方(公式)はとても簡単です。
n角形の内角の和は、
180×(n-2)
で求めることができます。
例えば、五角形の内角の和は
180 ×(5-2)
= 180 × 3
= 540°
となります。
2:多角形の内角の和の求め方(公式の証明)
では、なぜn角形の内角の和は
180 ×(n-2)
で求められるのでしょうか?その証明を行います。
例えば、五角形を考えてみましょう。
以下の図のように、五角形の1つの頂点から、対角線を引いてみます。
すると、三角形が3個登場しましたね。
三角形の内角の和は180°なので、五角形の内角の和は
180×3=540°
となるのです。では、六角形ではどうでしょう?
六角形の1つの頂点から対角線を引くと、4個の三角形が登場します。
よって、六角形の内角の和は
180×4=720°
となります。
もうお気づきですね?n角形がある時、n角形は(n-2)個の三角形に分割することができます。
よって、n角形の内角の和は
180×(n-2)°
となるのです。
3:多角形の内角の和の公式を使った練習問題
最後に、多角形の内角の和に関する練習問題を2つ解いてみましょう!
もちろん丁寧な解答&解説付きです。
問題1
六十角形の内角の和を求めよ。
解答&解説
n角形の内角の和は
180×(n-2)°でしたね。
よって、求める内角の和は、
180×(60-2)
=180×58
=10440°・・・(答)
となります。
問題2
ある多角形の内角の和を調べたところ、1260°であった。
この多角形は何多角形か?
解答&解説
求める多角形をn角形としましょう。
すると、
180×(n-2)=1260
という方程式が立てられますね。
すると、
n-2=7
より、
n=9なので、九角形となります。
多角形のまとめ
いかがでしたか?
多角形の内角の和の求め方が理解できましたか?多角形の内角を求める作業は数学の基本の1つです!
忘れてしまった時は、また本記事で復習しましょう!
記事の内容でわからないところ、質問などあればこちらからお気軽にご質問ください。
中の人がお答えします。