こんな志望校選びは危険!進路選択の「後悔あるある」

受験トピックス 2018.6.1

大学受験は「受かればいい」……そんなことはありません!

進学後に学びたいことが本当に学べるか、ということが大切

しかし、進学先をよく検討しなかったがために、進学後に後悔する人も少なくありません。
「せっかく頑張って受験したのに、入学してから後悔ばかり……」
そんなことにならないためにも、失敗しない志望校選びについて考えてみましょう。

1.目先の事だけでなく、将来のことも考えて志望校を選ぼう

志望校選び失敗の原因になりがちなのが、目先のことだけを考えてしまっていること
例えば、

・偏差値だけを見て「自分が入れる大学はここかな」と決めつけてしまった
・大学のネームバリューを意識しすぎてしまった

など、学びたいことをしっかり考えずに志望校を決めてしまうと、入学後の学習内容に興味や目標を持てなくなってしまいます。
その他にも、

・「自宅から近い」という理由だけで大学を決めてしまった
・学部によってキャンパスが異なることを知らず、希望の場所で勉強できなかった
・「学部名が同じならどの大学を選んでも同じ」と思っていたら、実は進学した大学では学びたいことを学べる環境がなかった

と後悔する人も少なくありません。

例えば、フランス語を話せるようになりたくて外国語学部に進学したのに、授業内容はひたすら文学作品を訳す内容だった……ということがあったりするのです。

将来・未来のことも考え、志望校はよく検討すべきということを頭に入れておきましょう。

2.高校2年生の12月までに進路検討を始めたほうが、満足のいく進学ができる!?

あるアンケート(※)によると、高校2年生の12月までには進路検討を始めたほうが、満足いく進学先を決定しやすくなる傾向がある、という調査結果が出てきます。

まだ進路についてあまり考えていない人も、今から下調べを始めることが大切です。
気になる大学が見つかったら、まずは複数校の学校パンフレットを取り寄せ、調べてみましょう。

※(株)マイナビ「マイナビ進学アンケート『満足いく進学先を選ぶための進路選択行動とは?』」 (20149月公表)

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志望校選びは、複数の学校を比較検討することが大切!

例えば同じ法学部でも、司法試験などの合格を目指す授業が多く設けられている学校もあれば、法的な論理的思考力の習得を目的にした授業が多く設けられている学校もあります。
学校パンフレットを通して、その学校に進むことでどのような勉強をすることになるのか。具体的にイメージしながら考えてみましょう。
複数の学校を比較することで、それぞれの学校の良さや、自分が志望校選びで大切にしていることがきっと見えてくると思います。

3.オープンキャンパスに参加し、自分の目や耳で実際に感じることが大切

失敗しない志望校選びを実現ためにもう一つ大切なこと。
それは、オープンキャンパスに参加し、自分の目や耳で学校を感じること。

 

推薦入試・AO入試を目指す人はもちろん、一般入試を目指す人も、まずは志望校のことをよく知るためにオープンキャンパスに足を運んでみてください。

授業の進め方ひとつとっても、大講義室での講義が基本の学校、少人数制のディスカッションを交えて授業を進める学校など、学校によってやり方はさまざまです。
また実際に自分の目で見たり、先生や先輩から話しを聞いたりすることで発見できる気づきも多いでしょう。

進学先に入学してから「こんなはずじゃなかった」と後悔してはもったいないですよね。パンフレットを使った下調べと、オープンキャンパスへの参加をすることで、悔いの残らない志望校選びを行いましょう。

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この記事の執筆者

ニックネーム:進路のミカタ編集部

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