志田先生直伝!勉強がはかどる「文房具活用法&ノート作成術」とは・・・?
今年も残りわずかとなり、いよいよ本格的にセンター試験、大学入試が近づいてきました。
受験生の方々は、残った力を振り絞って頑張ってください!あと少しで、楽しいキャンパスライフが待ってます!
ところで先日、コクヨ株式会社(本社:大阪市、社長執行役員:黒田英邦)により、中学3年生〜高校3年生の男女400名を対象に『中高生のペンケースの中身と使い方に関する調査』が実施されました。
アンケートの結果に関しては、非効率な使い方をしていませんか?イマドキ中高生のペンケース事情を徹底解剖!の記事をご覧下さい。
その中で、東進ハイスクールの有名数学教師である志田晶先生による、効率良く勉強するための文房具活用法が紹介されました。
志田先生は、
「ノート作成力は、成績に直結します。また、効率的に勉強するためには、頭の中もノートの中も机の上も身の回りの持ち物も、きれいに整理整頓することが大事!ごちゃごちゃの中で闇雲に勉強しても成果は伸びにくいものです。」
と、仰られています。
そこで今回は、学生の皆さんのペンケースにいつも入っている文房具を使った、おすすめのノート作成方法を紹介します!
早速見ていきましょう!
1.ノート作成力アップ!学校や塾の授業でのノートの取り方!
では、実際に志田先生がおすすめするノート作成術を見ていきましょう。
まずは、学校や塾での授業中におけるノートの作成方法です。
以下にノートの例を示します。
学校や塾での授業に臨む際は、問題文はコピーして、はさみで切り、のりでページの左上に貼ります。
問題文を手書きで写すのは時間のムダなのでやめましょう。
予習はその下に行い、右のスペースに定規で線を引いて空けておきましょう。ここに授業を受けた時のメモを書きます。
右ページは、授業の解答と配布プリントの添付スペースとします。
また、授業中はマーカーを上手に使って板書することがポイントです。
マーカーを年号や用語などに線を引くだけに使っていては勿体ないです。
授業中に理解が追い付かず、後で考えたいところや、疑問に思ったこと、先生が言った細かい注意点などにさっとマーカーしていきましょう。
この時、重要度に応じて2~3色を使い分けると、復習すべき優先順位が分かり易く、勉強効率がアップします!
2.勉強効率アップ!自宅学習におけるノートの取り方!
次に、自宅で勉強する時のノートの作成方法を見てみましょう。
以下に、例を示します。
このノートに貼り付けをした問題文は、
①自宅学習の際に理解できたし、復習する必要のない問題
②理解はできたが、後日復習したい公式、覚えておきたい例題
③今は理解できないので、後日やり直したい問題
と言ったようにグループ分けして、それぞれ色分けしてマーカーでくくりましょう。
色分けすることにより、復習の時にどれをやればいいのか一目瞭然なので、迷うことなく、効率良く勉強することができます!
また、あとで復習したい問題には、翌日するのか一週間後にするのか、またはその両方かで色分けして付箋を貼るようにしましょう。
これによって、さらに勉強効率がアップします!
3.受験のミカタを使ったノート作成方法を紹介!!
ここでは、受験のミカタの記事を用いたノート作成術を紹介します!
受験のミカタの記事は、テーマ毎に3つほどの項目に分けて解説しています。
記事の構成としては、テーマの中で最も重要になるポイントや公式は1つ目、2つ目の見出しに書かれており、3つ目の記事でそれらを用いた例題や使用方法を紹介していることが多いです。
この記事を用いてノートを作っていきます!
まず、一番上にテーマを書き、その下に公式などそのテーマで最も重要なポイントを書きます。
そして、記事に載っている例題やそのテーマに関する問題を箇条書きにしていきます。
これにより、テーマのポイントと実際の使用例を同時にチェックすることができるため非常に効率良く勉強することができます。
また、以前分からなかった問題や、自分がつまずきやすい点に関してはその部分にマーカーを引いたり付箋を付けたりすることで、後で振り返りやすくより勉強効率がアップします!
いかがでしたでしょうか?
このように、マーカーやはさみ、のり、付箋など様々な文房具を上手く駆使することによって、ムダなく効率的に勉強を進めることができます!
整理整頓のため、文房具類は一つのペンケースにまとめておくと良いでしょう。
もちろん、今回紹介したノート作成術はあくまでも例であり、「絶対これじゃないとだめ!」というわけではありません。
是非、皆さんも色々な文房具を活用して、自分に合ったノート作成術を確立してくださいね!
【調査概要】
調査企業:コクヨ株式会社(本社:大阪市、社長執行役員:黒田英邦)
調査名:中高生のペンケースの中身と使い方に関する調査
調査対象者:中学3年生100名(男子50名・女子50名)、高校1年生100名(男子50名・女子50名)、高校2年生100名(男子50名・女子50名)、高校3年生100名(男子50名・女子50名)
調査期間:2017年11月13日~11月14日
調査方法:インターネット調査