【2019年版】大手予備校(河合/駿台/東進/代ゼミ)の費用・実績を徹底比較!
「子供を予備校に通わせてあげたいけど費用が不安・・」「予備校ってたくさんあってどこが良いのか分からない!」
こんな悩みをお持ちの親御さん、または学生の皆さんはたくさんいらっしゃると思います。
必ずしも評判の良い予備校が貴方のベストな予備校とは限りません。
あなたの性格に一番合った塾を選ぶことが合格への一番の近道になるはずです!
★予備校の比較記事は、「【2021年版】〜大手予備校(河合/駿台/東進/代ゼミ)の選び方〜費用・実績を徹底比較!」としてリニューアルしています。
コロナウイルスの影響による各予備校の授業形態の変化や、最新の費用について紹介しています。
【目次】
1:大手四大予備校の特徴!強みや有名講師を紹介!
まずは、大手予備校ごとの有名講師やそれぞれが持つ強みについて紹介していきたいと思います。
1-1:河合塾
「テキストの河合」や「模試の河合」などと評されるほど、テキストや模試の質が高いのが特徴です。
特に河合塾が行う全国統一模擬試験は、受験者が年間で300万人にも上る大規模なものであり、より受験本番を意識した模試を受けることができます。
テストの質も高く、大学別の模試であればその傾向をしっかりと掴んでいて、解説も細かく書いてあることで高い評価を得ています。
また、私立の文系に強く、毎年早慶や上智、MARCHの合格者数が他の予備校に比べて多いです。他にも、座席が広いのでゆったりと学習することが出来ます。
1授業は90分と少し長めに設定されていますが、質問や学習計画の相談が出来るチューターなどが教室にいるのでフォロー体制もしっかりしているといえるでしょう。
そんな河合塾の人気講師の1人である英語の木下先生の動画を記載しておくので、気になった方は参考にしてください!
【参照】関係代名詞と関係副詞の見極め(難問)木下陽介講師/河合塾アツコウch.
1-2:駿台
駿台は座席が指定されているのが特徴です。また、1授業が50分+10分休憩というように短いですが、1日に3単位〜4単位分の授業が多いので150~200分の授業を1日に受ける事になります。時間は短いので、集中力が切れないというメリットがあるほか、予習が大変という声もあるようです。
駿台は、数年間連続で東京大学・京都大学の合格者数1位をとっており、生徒のレベルが高いことで有名です。周りに頭の良い生徒が多いため勉強のモチベーションを高く保つことができます。
医学部や国公立理系に強く、市ヶ谷校舎では毎年多数の医学部合格者を輩出しています。
また駿台はTA制度というものを取り入れていて事前予約制ですが、担当の先生に分からない部分を直接個別に質問できるので疑問を疑問のままにしないバックアップ体制があるといえます。
駿台の中で有名な先生といえば、数学科の雲幸一郎先生があげられるでしょう。残念ながら雲先生の動画は上がっていないのでご紹介することができませんが、巷では神とまで言われている名物講師であり、毒舌ではあるものの数学の分かりやすさには圧倒的な人気があります。他にも多くの名物講師がいるのも駿台の魅力の一つです。
1-3:東進ハイスクール
生の授業ではなく、ビデオ・オン・デマンドを見て学習するのが特徴です。
自分で映像を見るスタイルをとっているので、自分のペースで学習出来ます。
1授業は90分の映像授業によって行われます。また各講座が12段階のレベルに分かれているため自分に合ったレベルでの受講ができます。各授業の最後に行われる確認テストに合格しなくては次の授業に進めないといった方式をとっているので授業で学んだことをすぐに実践に移せるプログラムとなっています。
東進衛星予備校と合わせれば教室数も多いので、比較的家から近いところを探しやすいのではないでしょうか。しかし、授業のスタイルがどんどん自分で進めていくスタイルなので受験に対する高いモチベーションが必要になってきます。
東進で一番有名な講師といえば現代文の林修先生ですが、案外授業風景を見たことがある人は少ないと思います。もし興味があったら、Youtubeの東進公式チャンネルで色んな先生の授業を見ることをお勧めします
1-4:代々木ゼミナール
代々木ゼミナールの強みといえばやはり、講師陣のレベルの高さにあるでしょう。
今でこそ東進ハイスクールの講師が有名になっていますが、もともとは「講師の代ゼミ」と呼ばれていたほどです。またカリキュラムもその生徒のレベルに合った授業を受講することができるので、苦手科目を重点的にすることも可能です。
【参照】代ゼミ<ミニ体験講座>高2生対象「2次関数の囲む面積『f-gに3つの質問』」数学 荻野暢也講師
2:予備校の費用ってどれくらいかかるの?費用を徹底比較!
どれほど充実した勉強環境が整っていても、やはり一番の問題になって来るのは費用ですよね。
しかし、各予備校ともに授業体系も時間数も違いますので、一概に比較することはできません。そのため今回は入学金と難関国立理系コースの費用をまとめてみましたのでぜひご参照ください。
今回は、「高3生であり、国立を受験しようとしている理系の生徒」を想定して受講する際のコース費と入学金を掲載しています。(2019年2月時点)
河合塾 | 駿台 | 東進ハイスクール | 代々木ゼミナール | |
入学金 | 30,000 | 100,000 | 100,000 | 100,000 |
コース費 | 693,600円 | 710,000 | 749,000 | 705,000 |
合計 | 723,600円 | 810,000 | 849,000 | 805,000 |
2-1:河合塾
通常授業は、回数ではなく月単位で費用がかかります。
ですので、4~7月と9月~12月の8ヶ月あるので、1月の月謝に8をかけたものが年間の通常授業の値段となります。
1授業あたり15,000~20,000円/月程度になります。
以前と異なり、コースでの受講という形式がなくなり、好きな科目をセレクトして選んでいくという方式になりました。
そのため人によってコースの値段が異なってくるので、一概に費用を確定することが出来ませんが、受講授業参考例とその費用をまとめておきます!
かなり複雑な料金形態をとっているので、詳しい費用が気になる人は一度問い合わせてみることをオススメします!
・ハイレベル難関国立大英語
・2次私大理系数学Ⅲ
・2次私大物理
・2次私大化学
・知って極める数学ⅡB「数列」(5講座分)
・ここがポイント物理基礎(5講座分)⇒入学金(30,000円)+レベル講座(165,000円×4)+セレクト講座(16,800円×2)=723,600円
【参照】河合塾:コース案内
2-2:駿台
通常授業は、回数ではなく月単位で費用がかかります。
ですので、4~7月と9月~12月の8ヶ月あるので、1月の月謝に8をかけたものが年間の通常授業の値段となります。
1授業あたり20,000~27,000円/月程度になります。
また「ハイレベル国公立大文・理系」というコースで受講した場合には、710,000円がコース費としてかかります。
科目数は以下のようになります。
2-3:東進ハイスクール
東進は、1授業ごとにお金がかかります。ほとんどの授業が5回で18900円と決められており、全20回の授業では18,900円×4=75,600円のように、回数に応じて予算が変わります。
また、担当指導料といって、チューターに進路を相談したりするための料金が別途で32,400円(高3生で4講座以上とる場合は75600円かかります。)
1コマ | 回数 | 合計 | |
通常授業 | 90分 | 20回(数学×2)、30回(英語)、40回(物理) | 415800円 |
夏期講習 | 150分(4科目) | 5回 | 75600円 |
冬期講習 | 150分(4科目) | 5回 | 75600円 |
講師指導費 | 75600円 | ||
年合計 | 14760分 | 642600円 |
2-4:代々木ゼミナール
代々木ゼミナールは、単科ゼミも行っており、自分の苦手な科目だけを学習することもできるので、その単科ゼミの値段によって授業料は変わることになります。
また「トップレベル国立文・理系」というコースを受講した際には、下記のような受講科目で705,000円といった形になります。
【参照】代々木ゼミナール:受講案内
大手予備校のまとめ
今回例として大手四大予備校の実績と費用を比較しましたが、コースでの受講をしてさらに夏期講習、冬期講習と受講をした場合は、1年間でおよそ100万円はかかることになります。
ものすごくお金のかかる決断だからこそ、自分に一番合った勉強スタイルのできるところや尊敬できる講師のいるところをぜひ体験授業などで見つけていってください!
がんばれ受験生!
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