もうすぐセンター試験出願!受験のミカタ的ポイントは?

受験トピックス 2017.9.15

センター試験の出願期間が近づいてきました。

今回は、センター入試の出願に関する基本事項と、受験のミカタによるポイント解説をお伝えします。

 

 

1.平成30年度センター試験の概要

平成30年度センター試験は平成30年1月13日(土)、14日(日)に実施されます。

例年通り、1日目の13日(土)は地歴公民・国語・英語・リスニングの文系科目、2日目の14日(日)は理科・数学の理数系科目の試験となります。

全国一斉に一科目ずつ試験を行うため、受験生によって時間はバラバラです。

また、試験範囲は高校で学習する全範囲です。

会場は、高校生は通っている高校のある試験地区内、浪人生は自宅のある試験地区内の、大学入試センターに認定された試験場で受験します。

主には、近くの大学の教室で受けることになります。

 

2.センター試験出願とは

センター試験の出願とは、センター試験を受験するための予約手続きのようなものです。

出願をしなければ、受験することはできません。

出願期間は平成29年9月26日(火)~10月6日(金)当日消印有効です。

この期間中に、出願のために必要な書類を書き、郵送します。

センター試験出願に関しての詳しい情報は、大学入試センターのホームページをご覧ください。

浪人生は、各自で行わなければならないので、この記事を最後まで読んでミスのないようにしましょう。

高校生は、高校を通して出願することがほとんどですが、油断はできません。

なぜなら、センター試験の出願とは「志望校・併願校を決める」ことにつながるからです。

 

3.センター試験出願の注意点

センター試験の出願時に申請する事項は

①受験する教科名

・国語、数学、英語は受験するかどうかを決める。

・地歴公民は受験する科目数(1科目または2科目)、または受験しないかで決める。

・理科は受験する科目の種類(理科①と理科②)の組み合わせ、または受験しないかで決める。(組み合わせ…理科①を受験する、理科①と理科②1科目を受験する、理科②を1科目受験する、理科②を2科目受験する、理科は受験しない)

②別冊子の問題が必要かどうか

以下の教科を受験する場合は、出願の段階で申請が必要です。

・数学②で「簿記・会計」または「情報関係基礎」を受ける場青

・英語以外の外国語「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」を受ける場合

③成績通知を希望するかどうか

センター試験の成績は、事前に申請しなければ知ることができません。

成績通知は、郵送で、平成30年4月16日(月)以降に届きます。

希望する場合、手数料が800円かかるため、受験料と一緒に支払うことになります。

 

高校生はこの「志願表」に「受験料受付証明書」を添えて、学校を通して出願します。

浪人生は、このほかに卒業証明書などの「出願資格を証明する書類」が必要となります。

浪人生は個人で「簡易書留郵便」によって郵送します。

なお、ここで志願表に書いた内容に間違いがないかどうか、大学受験センターから10月24日(火)までに「確認はがき」が届きます。

その際に11月1日(水)までに訂正をして郵送すると、志願表の内容を変更することができます。

しかし、それまでに決定しなければ、もう変更できません。

特に受験科目の決定は重要です。

国公立の第一志望校だけでなく、センター利用の併願校、後期受験校なども考え、後で後悔しないようにしましょう。

 

4.受験のミカタから2つのポイント

ここで、受験のミカタから、センター試験出願に関するお役立ち情報をいくつか紹介します。

 

(1)誤字脱字に注意!不安な人は下書きをしよう

センター試験の出願をはじめ、大学の願書なども、ボールペンで記入するものが多いです。

修正テープなどを使うと、機械の読み込みの問題・訂正したのが本人かどうかの問題などが生じてしまうため、書類では使えません。

もしも誤字脱字が不安な方は、シャープペンシルで下書きしたり、願書のコピーを取って試し書きをしてから本書きに臨めば安心ですね。

 

(2)成績通知のススメ

センター試験の志願表に「成績通知」という欄があることに気づきましたか?

これは、大学入試センターが正式に採点した点数を郵送で通知してくれる制度です。

成績通知書が届くのは平成30年4月16日(月)以降であり、今年の受験生は新たな一歩を踏み出しているころなので、志望校の合格率などを考えるための材料には使えません。

しかし、私はこの「成績通知」を、ぜひ受け取ってほしいと思います。

受験生の皆さんがセンター試験で良い成績をおさめ、みごと合格したら、「自分はこんなにがんばった!」という証拠が数字として手に入ることになります。

もしも、志望校に手が届かなかったとしても、自分の実力が分かり、新たなスタートを切る助けになると思います。

いずれにせよ、今後の学習のモチベーションになるのではないでしょうか。

 

5.センター試験出願のまとめ

センター試験当日まで約4か月。

受験生の皆さん、お体に気を付けて全力をつくしてくださいね!

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この記事の執筆者

ニックネーム:みかちー

筑波大学社会・国際学群4年
得意科目:国語、英語、日本史