12月12日は漢字の日!一番○○な漢字あつめました
12月12日は漢字の日。
「いい字一字(いいじいちじ)」という語呂合わせでつけられた記念日です。
毎年、年末になると、その一年を表した「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、話題になりますよね。
実は、この「今年の漢字」が発表されるのが「漢字の日」なんです。
ちなみに、「今年の漢字」と「漢字の日」は、どちらも漢字検定でおなじみの財団法人日本漢字能力検定協会が定めたもの。
というわけで、今回は「一番○○な漢字」を集めてみました。
1.一番画数の多い漢字
まずは、一番画数が多いといわれている漢字。
諸説ありますが、日本の漢字の中で画数が最多といわれているのは、こちらの「たいと」という漢字です。
総画数は、なんと84画です。
中国では使われておらず、日本で作られた「国字」で、名字に使われると言われています。
2.一番読み方の多い漢字
次は、一番読み方が多い漢字です。
読み方が最多の漢字は「生」だと言われています。
漢字辞典には、「生」の訓読みとして「せい」、「しょう」の2通り、
音読みでは「い-きる」、「い-かす」、「い-ける」、「う-まれる」、「う-む」、「お-う」、「き」、「なま」、「は-える」、「は-やす」の10通りが挙げられています。
これだけでも十分多いですが、「生」という漢字は、かなり様々な地名や熟語があることも特徴です。
例えば、
「生粋」…きっすい。まじりけが無いこと。
「生憎」…あいにく。物事が期待通りに進まず、残念なさま。
「生保内」…おぼない。秋田県東部の旧町域。
などなど。
正確には全部で何通りの読み方があるのか、数え切れそうにありません。
3.一番読み方が長い漢字
続いては、読み仮名が一番長い漢字です。
こちらも諸説ありますが、日本漢字能力検定協会によると、
「蔘」…ちょうせんにんじん
が最長とされています。
なんとなく、ニンジンをかたどったような形ですよね。
4.一番「今年の漢字」に選ばれている漢字
歴代の「今年の漢字」で、一番多く選ばれている漢字は…
「金」です。
(参照:日本漢字能力検定協会「今年の漢字」)
この漢字は、過去3回「今年の漢字」に選ばれています。
最初に選ばれたのは2000年、シドニーオリンピックでの金メダルや金色の新500円硬貨の発行にちなんでの決定でした。
2回目は、2012年。
金環日食が観測されたことや、ロンドンオリンピックでの金メダル、世界一の電波塔である東京スカイツリーやiPS細胞といった様々な分野の「金」字塔が打ち立てられたこと、「金」(カネ)をめぐる事件が多かったことなどを受けて選ばれました。
3回目に選ばれたのは去年、2016年です。
リオオリンピックでの金メダル、政治と「金」(カネ)をめぐる問題、マイナス「金」利導入、「金」髪のトランプ氏の大統領当選、金色の衣装のピコ太郎さんが歌う「PPAP」のヒットなど、記憶に新しいですね。
漢字の日のまとめ
いかがだったでしょうか。
今年の漢字を予想しながら、漢字の勉強も頑張ってくださいね!