【総勢280人にアンケート】選挙に行ったことはある?選挙に対する意識を徹底調査!
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今回は、先日皆さんに協力していただいた「選挙」に関するアンケートの結果を踏まえて、皆さんが選挙に関してどのような考えを持っているのかをまとめました。
2016年から18歳に引き下げられた選挙年齢。20歳以下の若い世代はどのような考えを持っているのかまとめたので、ぜひ参考にしてください!
アンケート概要
実施期間:2019年8月16日~2019年10月12日
解答者数:285人
対象者:現役中学生・高校生、または20歳以下の浪人生
【目次】
1. 選挙に行ったことはありますか?
最初の質問結果は次のようになりました。
グラフから分かるように選挙に行ったことある人や、18歳になったら選挙へ行きたいと考えている人の割合は90%を超え、なかなか高い割合の人たちが選挙行くことに積極的であることが分かりました。
2019年度の参議院選挙で10代の投票率が32%であったこと踏まえると、このアンケートに答えてくれた方たちは選挙に対する関心が強いとわかります。
2.選挙に行くきっかけは何ですか?
前の質問に「はい」と答えた人にさらに次のような質問をしました。
選挙に行くきっかけとして一番選ばれたのは「自分の一票を疎かにしてはいけないと感じたから」という回答でした。
選挙に行くみなさんの意識の高さがうかがえますね。
次に「両親・兄弟が投票に行っていたから」という回答が選ばれました。たしかに最初は、家族と近くの投票所に一緒に行ってみるといいかもしれませんね。
しかし一方、「政党が打ち出した政策に共感して投票に行くという人」が少ないのは、本来の選挙のあり方としては問題があるようにも思えます。
より若者が各政党の政策などを理解できるような仕組みが必要となりそうです。
3. 選挙に行きたくなるには、どうすればいいと思いますか?
次にどうすればもっと選挙に行きたくなるのかについて質問してみました。
一番に挙げられたのが「政策をわかりやすく比較できるものがある」でした。
確かに普段から新聞やニュースをあまり見ない人にとっては各候補者や政党の政策を知る機会がなく、選挙から足が遠のいてしまいますよね。しかし、政策の違いをわかりやすく比較しているサイトやツイッターのアカウントなどもあるので、選挙前にはぜひ目を通してみてください。
次に挙げられていたのが「もっと手軽に投票できるシステムがある」でした。
選挙に行かない理由として投票所まで足を運ぶのが面倒だというひとが多いということが分かりますね。
投票所までいかなくてもスマホで投票できるようなシステムがあると投票率向上につながるかもしれません。
4. 選挙に関する話を学校で聞きましたか?
最後に学校では選挙の話題が出るのかを聞きました。解答は以下のようになりました。
学校で選挙の話を聞いたという人が4分の3を超える結果になりました。
学校で友達や先生と選挙の話題が出てくると選挙に行ってみようと思う人がおおいのかもしれませんね。
ですが、日本は政治の話をするのを嫌う傾向にあるようで、投票率の高いヨーロッパやアメリカなどであればもっと飲み会や友達との日常の会話で政治の話をすることが普通に行われるみたいです。
選挙の時だけ政治に関心を持つのではなく普段からそういった話題に興味を持つことが大切かもしれません。
5. 若者が選挙に行かない理由は何だと思いますか?
最後に若者が選挙に行かない理由について質問しました。
2019年の参議院選挙では18歳の投票率が34%、19歳の投票率が28%とかなり低い投票率となってしまいました。
60代の投票率が63%あることと比べても若者の選挙に対する関心の低さがうかがえます。
若者が選挙に行かない理由は何なのでしょうか。
一番選ばれた理由は「自分が投票しなくても政治に影響はないと思うから」といったものでした。
この理由は質問2で最も選ばれた「自分の一票を疎かにしてはいけないと感じたから」という理由と対照的な結果となりました。
他にも「若者向けよりも高齢者向けの政策が目立つから」という答えも多く選ばれました。
これはある意味政治家にとっても「若者はどうせ投票に行かないから、よく投票に行く高齢者に良い政策にして投票数を稼ごう」というバイアスがかかってる面もあるので、若者向けの政策を増やしていくためにも若い世代が投票をすることが必要だと思います。
6. 選挙に関するアンケートのまとめ
今回は選挙に関するアンケート結果を紹介しました。
選挙年齢の引き下げにより18歳になると選挙権を与えられるようになりました。
「政治に興味がないから」と素通りしてしまうことも多いですが、投票システムの整備や政策を知る機会が増えることによって若い人が積極的に投票所に向かえるようになるといいですね。
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