慶応生が教える!成績が伸びるノート作りのコツ!

受験トピックス 2018.3.22

いきなりですが、みなさんノート作り好きですか??

「すごい時間かけて作ったけど、結局見直さなかったなぁ、、」

「ノートは問題解くときくらいにしか使ってないなぁ、、」

こういった感想を持っている人は多いでしょう。
しかし、ノートというのは自分のためだけのオリジナルの参考書です!

うまく利用できれば、勉強効率も格段に上がり、成績アップの近道になること間違いなしです!

今回はゼブラ株式会社さんが実施した全国の高校生対象にとった「ノート作りの実態」のアンケートを活用しながら解説していきたいと思います!

忙しい人ほど、効率の良いノート作りを心がけましょう!

 

1.ノート作りが成績に直結?!自分に合ったノートを作ろう!

ノート作りは、参考書や授業で習ったことを自分用にリメイクして自分専用の参考書にするというのが最大の目的であると言えるでしょう。

わざわざ何ページもある参考書から毎回勉強するより、自分の苦手な部分をまとめてあるノートがあれば当然勉強効率は上がりますよね。

さらに最近では、ノートを提出して評価をする学校も少なくありません。

 

 

 

こういった面からもノート作りを癖にしていくことは、学生生活において重要なスキルの一つということができるでしょう。

 

1-1.ノート作りの目的とそのメリットを解説!

ノート作りは、そのノートの用途・目的によって大きく変わってきます。

今まで、数学の公式をまとめた基礎単元のノート、英語の間違えやすい文法をまとめたノート、テスト対策用のノートなど様々な場面でノートを使ってきたかと思います。

しかし、どんな使用用途であっても共通して言えることが2点あります。

それは、

①後で見直すためのノート作りをすること

②ノート作成には時間をかけすぎないこと

の2点です!!

受験におけるノート作成は手段であって目的ではないということを忘れないようにしましょう!

そしてノートを効率よくまとめられる能力というのは、その後大人になっても使える重要なスキルです!

資料の要点をまとめたり、人にわかりやすく伝えるときなどに、学生の頃にノート作成で活かされたスキルが必ず役に立つはずです。

では一体どうやったら速く、簡潔にわかりやすいノートを作成できるのかを解説していきますので、是非参考にしてください!

 

2.ノート作り実践!覚えておきたい3つのポイント!

実際にノートを作成していくときに、大事なポイントは3つだけです。

簡単なポイントなので、すぐに実践できますよ!

 

2-1.ノートの構成を統一する!

一つ目に、大事な要素として上げられるのがノート全体の構成です。

使用用途によって構成も変わってきますが、基本的にはノートを二分割して使うのが良いでしょう。

例えば授業用ノートであれば、板書で書かれていることと、先生が説明していた重要なことと2種類書いていかなければいけませんよね。

板書の中に先生が必要なことを書いていくと少し窮屈になりがちです。

そのため最初からページを7:3で区切っておくと、左側に授業の内容・右側に先生が口で説明していた内容を簡単に書き分けられるので、早く板書をまとめられます!

そして、さらに右ページには授業で触れた参考書のページをメモしておけば、時間短縮にもつながります。

ノート構成を常に徹底しておけば、自分でどういった意図でそのノートを作成したかすぐに分かるようになるので、いつ見返しても簡単に理解ができます!

 

2-2.色分けを固定する!色の使いすぎはNG!

次の段階は、ノートを作成していく時に使用する色の使い分けについてです!

色を使うと全体的に華やかになるのでつい多く色を使いすぎてしまう人が多いのですが、色の使いすぎはかえって見にくいノートになってしまいます!

ちなみに全国の高校生に聞いた「ノートを取る際に失敗してしまったこと」の中に、「蛍光ペンを引いたらにじんで汚くなった」や「カラーを使いすぎてどこが大事かわからなくなった」という点が上げられていますね。

 

 

そのため、基本的に使う色は3色と決めてしまいましょう!

例えば、

…公式や、テストに出やすいところ、重要箇所
…見出しや、赤の次に大事なところ
…吹き出しや、コメントなどでノートに追加した部分

などと、各内容の重要度によって使い分けるのが一番わかりやすいと思います。

ちなみに受験のミカタも文字のフォントは基本3色で構成されています。

赤シートを使っての学習をしたいのであれば、汚くならない程度に蛍光ペンを使用するのは効果的だと思います。

しかし、鉛筆やシャーペンの芯だとにじんでしまったり薄くなってしまう可能性があるので、その場合は黒ボールペンを使ったほうが良いかもしれません。

先生によっては「ノートは黒ボールペンで取るべきだ!」と考える人もいるほどなので、シャーペンでノートを取るかボールペンで書くかは、好みによって分かれそうです。

 

2-3.字は読めればOK!早く作れるのがベスト!

最後に紹介するポイントはいたって簡単、字を書くのに時間をかけすぎないということです。

受験生が作るノートは、日記や手帳と違います。あくまで見直せれば良いのです!

それに予備校の先生の授業などを受けた人は分かると思いますが、板書や授業は速いです。ゆっくり丁寧に書いていく余裕は残念ながらありません。

そのため受験生に求められるのは、速く、読める文字でノートを作れることです

ここまでノートを作るコツを説明してきましたが、どれもシンプルで簡単な方法しかないのですぐに実践に移せるはずです!

また、最近はSNSで自分の作ったノートを上げる学生が多いようで、

「SNSに勉強を上げて得られた効果は?」のアンケート結果は下記のようになりました。

自分の作ったノートや成果を人に見てもらうことで、勉強のモチベーションを上げたり、友達の勉強方法を参考にしたりと、SNSを効果的に使用しているようです!

他の人はどうやって勉強しているのか気になる人や、人と比べることで勉強のモチベーションが上がる人はSNSを活用した勉強がおすすめかもしれません。(SNSのやりすぎには気を付けて!笑)

ぜひ、今回紹介したノート作りの三つのポイントを踏まえて忙しい中でも効率よく学習していきましょう!

【調査概要】
調査企業:  ゼブラ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役会長:石川 真一)
調査名:   学生の授業ノートに関する調査、SNSの勉強アカウントに関する調査
調査対象者: 学生の授業ノートに関する調査 全国高校生100名
SNSの勉強アカウントに関する調査 中学生以上の10代女子 583名
調査実施日: 学生の授業ノートに関する調査 2018年1月
SNSの勉強アカウントに関する調査 2018年1月29日~2018年1月31日
調査方法:  学生の授業ノートに関する調査 ウェブアンケート(選択式・記述式)
SNSの勉強アカウントに関する調査  インターネットリサーチ

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※アンケート実施期間:2023年4月5日~

受験のミカタでは、読者の皆様により有益な情報を届けるため、受験のミカタの利用状況についてのアンケート調査を行っています。今回はアンケートに答えてくれた方から10名様に500円分の図書カードをプレゼントいたします。



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この記事の執筆者

ニックネーム:たくろー

慶應義塾大学法学部法律学科4年
得意科目:現代文、英語、日本史