過去問はいつから解けばいいの?おすすめの活用方法も!

受験トピックス 2019.5.29

今回は、受験のミカタの読者のみなさんへのアンケートを通して、過去問の活用の仕方や過去問のおすすめの活用法を徹底調査しました!

受験勉強をする際、必ず解くことになる「過去問」。
過去問は、何度も繰り返し解くことで、志望校の出題傾向を知ることができます。まさに、「過去問を制する者は受験を制する」です。

一方、「過去問っていつから解き始めればいいの?」という疑問を持っている方も多いと思います。
過去問を有効活用して志望校合格に一歩近づくために、先輩の意見を聞いてみましょう!

アンケート概要

実施期間:2018年10月10日~2018年12月31日

解答者数:214人

対象者:現役中学生・高校生、または20歳以下の大学浪人生

1.センター過去問、いつから解き始めますか?

センター試験の過去問を解き始める時期は?

夏休み

アンケートの結果、夏休み中にセンター対策を始めた、という声が最も多かったです。
夏休みは比較的まとまった勉強時間が取れる機会でもあるので、基礎知識のブラッシュアップと並行してセンター対策をする方が多いようです。

7月以前

夏休み前に既にセンター対策を始めていた、という人も多かったです!
基本的な知識を確認するツールとして活用したり、英検やTOEIC対策として解き始める人もいるようです。
高校二年生の時、センタープレを受ける前に勉強を始めたという人もいました!

9-11月

夏休みが終わってから本格的にセンターの勉強を始めたという人もいました。
この期間の中だと、9月に始めたという人が一番多かったです。
センター対策は、特徴的な出題形式に慣れることが肝心だと思うので、早めに対策を始めるのが良いと思います。

センター試験の過去問教材は何を使用していますか?(複数回答可)

赤本

圧倒的に人気だったのは、教学社から出版されている通称「赤本」シリーズでした!
赤本の強みは何と言っても収録年数が多いことです。とにかく過去問を解きまくってセンターの形式に慣れたい!という方にお勧めです。

青本

次に使っている人が多かったのは駿台予備校が出版している通称「青本」シリーズでした。
青本の強みは、解説が詳しいことです。
少し難易度の高い問題が混じったオリジナルの実践問題集は、センター直前の最終確認問題として最適です。
収録年数より解説の質を重視したい人におすすめの問題集です!

黒本

河合塾が出版している「黒本」シリーズも根強い人気でした。
黒本の強みは、解説が詳しいだけでなく、収録年数も多い点です。
「過去問をたくさん解いてセンターの形式に慣れたい!」という方にも、「詳しい解説が欲しい!」という方にもぴったりの本だと思います。

二次試験・私立大学の過去問はいつから解き始めますか?

9-11月

9-11月に解き始める、という回答が最も多かったです。
基礎学力がきちんと定着してから応用の知識を詰めていきたい人は、夏休み以降に志望校の過去問を解き始めることが多いようです。
最初は思うように解けないかもしれませんが、焦らずに継続して知識を増やしていくことが大切だと思います。

-夏休み

「夏休み前、夏休み中に解き始める」と答えた方も多かったです。
基礎知識のブラッシュアップと並行して応用問題の知識をつけることができます。
志望校の出題傾向に対する弱点が明確になり、解いた後に苦手分野を克服するための学習スケジュールを立てられるのが夏休みまでに解き始める事の利点かと思います。

過去問は何回解きますか?

2回、3回、5回など、「複数回解きなおす!」という人が多かったです。
解きっぱなしではなく、2回、3回…と解きなおしていくことで、学習の定着度も明確になります。
1回解いただけでは分からなかった弱点も出てくるかもしれません。
ぜひ何回も解きなおしをして、万全の状態で本番に臨めるようにしましょう!

4.先輩に聞いた!おすすめの過去問の活用の方法って?

実践に近い形で解く

「コピーして実践形式でやってみる」「解答用紙を原寸大に印刷して使う」など、実際の入試にできるだけ近い形式で練習を積んでおくと、本番の緊張を緩和させるのに役立つかもしれません。

科目ごとに解く

「過去問を科目別の演習問題として活用する!」という回答も!

志望校以外にも色々な大学の問題を解くと、様々な形式の問題に慣れることができるので、とても良い活用法だと思います。

友達と解く

「塾の友達と一緒に解いて、解き方の違いを学ぶ」という人もいました!

友達と解くと、モチベーションアップにつながるだけでなく、分からない問題もその場で解決できるので一石二鳥ですね!

ただし、自分の点数と友達の点数を比べて一喜一憂しすぎないように注意してください。

間違えた部分をまとめる 繰り返し説く

間違えた問題は、ルーズリーフやノートにまとめて弱点対策をするという人がとても多かったです!

また、過去問は一度解いて終わりではなく、問題集が破れるくらい何回も繰り返し解くことが大切だという意見もありました。

きちんと見直し・解きなおしをして弱点を克服できるようにしましょう!

5.最後に

いかがだったでしょうか。この記事では、読者の皆さんからのアンケートをもとに、過去の活用の仕方をまとめました!
この記事に載っている様々な意見を参考にして、自分に合った過去問の活用の仕方を見つけられると良いですね。

受験のミカタは、受験生の皆さんを応援しています!

アンケートにご協力ください!【利用状況に関するアンケート】

※アンケート実施期間:2023年4月5日~

受験のミカタでは、読者の皆様により有益な情報を届けるため、受験のミカタの利用状況についてのアンケート調査を行っています。今回はアンケートに答えてくれた方から10名様に500円分の図書カードをプレゼントいたします。



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この記事の執筆者

ニックネーム:ライオン

立教大学法学部3年
得意科目:英語、歴史、公民