【総勢752人にアンケート】受験生の平均睡眠時間を紹介!睡眠と勉強の関係は?
睡眠不足は多くの受験生が共感する悩みです。夜遅くまで勉強に励み、眠りの時間を削ってしまうことで、本来の力を発揮できない――そんな現実に直面しているあなたへ、役立つ情報をお伝えします。
この記事では、受験生の睡眠事情や理想的な睡眠時間・睡眠の取り方について、752人の受験生へのアンケート結果をもとに深く掘り下げていきます。一緒に睡眠と勉強の関係について学び、あなたの受験生活を充実させるヒントを見つけましょう。
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【目次】
受験生752人に睡眠時間アンケートを実施!
本記事では、受験生の睡眠時間に関するアンケート結果をもとに、睡眠と勉強の関係について深掘りながら解説していきます。
アンケートの実施概要は、以下の通りです。
実施期間:2022年2月9日〜2023年4月5日
回答者数:752人
対象者:現役中学生・高校生、または20歳以下の大学浪人生
この度アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
平日は「6時間睡眠」が多数派
アンケートの結果によると、受験生の平日の睡眠時間として最も多かったのは6時間でした。実に40%以上の受験生の睡眠時間が6時間であることが分かりました。
2番目に多かった睡眠時間は7時間で、回答者の約29%でした。また、3番目に多い睡眠時間は5時間未満で、約18%でした。
この結果から、受験生の大多数が5時間未満から7時間の範囲で睡眠時間を確保していることが分かりました。次の章では、受験生の休日における睡眠時間について紹介していきます。
休日は「7〜9時間睡眠」が増加
受験生の休日における睡眠時間は、平日の結果と大きな違いがありました。
回答者の中で最も多かったのは7時間で、全体の約30%でした。
2番目に多かった睡眠時間は8時間で全体の約27%、続いて3番目に多い睡眠時間は6時間で全体の約17%、4番目は9時間で約14%でした。
以上の結果から、平均すると受験生たちは休日においては平日よりも睡眠時間を1時間ほど長くとっている傾向にあることがわかります。
平日は学校や習い事などで忙しくなかなか睡眠時間が確保出てきていない受験生が、休日にリフレッシュの時間を設けているのではないでしょうか。
睡眠時間を適切に確保することは、受験生活において体調管理や学習効果に直結する重要な要素です。
休日においても適度な睡眠時間を確保することで、受験生の皆さんが健康的な状態を維持し、最大限の学習成果を引き出すことができるでしょう。
また、睡眠のリズムを平日と休日で揃えることもパフォーマンスを高める上で効果的です!
テスト前日は「5時間未満睡眠」が多数派
アンケートの結果、テスト前日の睡眠時間は5時間未満が約36%と最多でした。それに続いて6時間が約32%、7時間が約22%でした。
この結果から、テスト前日は対策に追われ、睡眠時間を削っている受験生が多い傾向にあるとわかります。
しかし、「理想はテスト前日にどれくらい睡眠時間を確保したいか」という質問には、約40%の受験生が7時間と答えるなど、現状の睡眠時間では不足していると考えている受験生が多いことが分かります。
睡眠時間の確保は受験勉強において非常に重要ですので、受験生はテスト前日でも睡眠時間を十分確保できるよう、余裕を持ったスケジュール管理を行いましょう。
睡眠不足は受験勉強のパフォーマンス低下に直結!
睡眠中には、脳の休息や記憶の定着など日々の学習において重要な処理を行なっているため、睡眠不足は受験勉強のパフォーマンス低下に直結します。
睡眠不足によって、記憶力の低下や思考力・注意力・集中力の低下などが引き起こされるため、効率的な学習や問題解決が困難になることがあります。
さらに、睡眠不足が続くと心身ともに不健康な状態に陥ってしまい、ストレスへの耐性も低下します。免疫の低下によって病気に罹るリスクも上がってしまいます。
したがって、受験生は睡眠時間の確保に十分な注意を払うことが重要です。しっかりと睡眠時間を確保することで、脳がリフレッシュされ頭がスッキリするだけでなく、ストレスへの耐性・免疫力も向上します。
睡眠を十分にとることは受験勉強の成果を最大限に引き出すために欠かせない要素ですので、十分な休息をとるように心がけましょう。
受験生の最適な睡眠時間は「6時間〜7.5時間」
最適な睡眠時間には個人差があるものの、一般的には6時間〜7.5時間が最適と考えられています。
これは、ノンレム睡眠とレム睡眠の1サイクルが1.5時間ほどであり、6時間や7.5時間の睡眠時間ではそのサイクルに合わせて良い目覚めが得られるからです。
個人の生活リズムや体調によっても最適な睡眠時間は変動することがあるので、あくまで目安として参考にしてください。
受験生は睡眠時間を確保することが重要ですが、過度な睡眠時間も逆に体調を崩す原因になり得ます。
個々の体調や生活スタイルに合わせて、最適な睡眠時間を見つけることが、健康で効果的な受験勉強をサポートする要因と言えるでしょう。
睡眠時間は毎日一定に保つのがポイント!
睡眠時間、起床時間、就寝時間を毎日できるだけ一定に保つことは、質の高い睡眠を得るための重要なポイントです。この習慣を身につけることで、体内時計が整い、睡眠の質が向上します。
具体的には、以下のような日中の生活スタイルの工夫が有効です。
- 午前中に活動して太陽の光を浴びる:朝に外に出て太陽の光を浴びることは、体内時計を調整し、夜の睡眠の質を高めるのに役立ちます。これにより、朝は目覚めが良くなり、夜はスムーズに眠りに入りやすくなります。
- 夜にブルーライトを浴びない:スマートフォンやコンピューターの画面から発せられるブルーライトは、メラトニンの分泌を妨げ、寝つきを悪化させます。夜遅くにはスクリーンを見る代わりに、リラックスする活動や読書などの静かな娯楽を選びましょう。
睡眠時間を一定に保つことは、生活リズムを整え、体調や学習パフォーマンスに良い影響を与えます。特に受験生にとって、健康な睡眠習慣は成功への重要なステップです。
まとめ
本記事では、受験生の睡眠事情について調査するとともに、睡眠と勉強の関係について解説してきました。効率よく勉強を進めるためにも、適切な睡眠時間の確保とリズムの調整が大切です。
記事の内容を参考に、質の高い睡眠を行い、受験勉強を頑張りましょう!