「有名企業への就職率が高い大学」ランキングが発表されました!東大が24位の訳とは?

受験トピックス 2017.9.8

大学生の就職率は右肩上がりで、非常に就職しやすくなっています。

しかし、人気の大企業となればそうはいきません。

有名な大企業に関しては以前就職は非常に難しく、競争率が高いのです。

これから受験を控える皆さんも「将来有名企業に入りたい!」そんな夢を持っている方は多いのではないでしょうか?

そんな皆さん必見の、2017年版「有名企業400社の実就職率」ランキングが発表されました。

 

 

「有名企業」400社への実就職率をランキング

データは2017年の卒業生のもので、対象となる「有名企業」400社は会社の規模や知名度、大学生からの人気企業ランキングなどを参考に選んでおり、トヨタ自動車日立製作所三菱東京UFJ銀行など誰もが知っているような大企業への就職率が高い大学となっています。

トップ10は以下大学です。

「有名企業400社の実就職率」ランキング11位以下はこちら

1位は一橋大学、2位は東京工業大学でした。

この両校は毎年学生が「有名企業」に就職することで知られています。

一橋大学の今春の就職先は、三菱東京UFJ銀行23人、みずほフィナンシャルグループ25人、三井住友銀行16人と、3大メガバンクがベスト3を占めています。

東京工業大学の就職者数上位企業は、三菱電機29人、トヨタ自動車と日立製作所が23人、パナソニック21人など、製造業が大半でした。

ちなみに、両校と同じ国立大学で入試難関度が両校を上回る東京大学は意外にも24位でした。

その理由としては国家機関や研究所をはじめとする一般企業以外に就職する学生が多いことがあげられます。

 

3位慶應、4位は早稲田ではなく上智大学

私立では慶應義塾大学が最高順位の3位、続いて上智大学が4位国際教養大学が5位となり、早稲田大学は7位でした。

慶應と早稲田はライバル校として有名ですが、今年は慶應や上智が「有名企業」に就職する人が多かったようです。

とはいうものの、早稲田の就職者が多い企業は、みずほフィナンシャルグループ109人、三菱東京UFJ銀行105人、東京海上日動火災保険81人などで人気企業ばかりです。

6位の豊田工業大学はトヨタ自動車が社会貢献活動の一貫として設立した大学であり、学費の安さや教育・研究施設の充実などにより、優秀な学生が集まることが大企業に強い一因となっています。

前出の東京工業大学や豊田工業大学の実就職率が高いのは、優秀な理系学生が企業間で争奪戦になるという構造的な要因もあるようです。

そうした影響もあり、電気通信大学(8)や東京理科大学(11)、名古屋工業大学(12)、九州工業大学(15)、東京農工大学(22)など、理工系大学が上位にランクインしています。

理系の受験生はチャンスですよ!

 

いかがだったでしょうか?

将来の就職先のことも視野にいれながら、ぜひ大学選びの参考にしてみてくださいね!

出典:

東洋経済オンライン「「有名企業への就職率が高い大学」トップ200」(井沢 秀 : 大学通信 情報調査・編集部チーフ)

 

 

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この記事の執筆者

ニックネーム:受験のミカタ編集部

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