【超決定版】4ヶ月でセンター試験8割安定!現代文の勉強法!!【受験生必見】

国語 2017.8.3

受験勉強をしていると、

「現代文が生まれつき出来ない」

「現代文なんて才能だよ」

という話を聞いたことがあると思います。

しかし、それは真っ赤な嘘です!

現代文は、正しい勉強法をすることによって、必ず点数が上がり、努力を裏切らない科目です!!

なので、受験生の皆さんは正しい勉強法をとり、現代文を得点源にしましょう!

この記事では、現代文の正しい勉強法について解説していきます

 

 

1:現代文は3つに分けられる!

現代文の勉強法を学ぶ前に、現代文の構造から知っていきましょう!

現代文の文章には種類があり、評論・小説・随筆の3種類があります。

評論とは、筆者が物事に対して考えていることを述べた文章のことです。
中学生でいうところの説明文にあたります。

小説とは、フィクションの文章のことです。
中学生でいうところの物語文にあたります。

随筆とは、筆者が体験したり聞いたことなどをつらつらと綴った文章のことです。

この3つをまとめて現代文と呼んでいるわけです。

センター試験では、主に評論が1題と小説が1題出ます。

では次に、現代文の効果的な勉強法について解説していきます

 

2:現代文の効果的な勉強法

現代文の効果的な勉強法は、現代文に出てくるテーマについて詳しくなることです。

実は、現代文の評論に出てくる文章は、色んな内容があって対策できないように思えるのですが、

現代文の評論に出てくる文章のテーマは特定のテーマしか出ないので、

そのテーマに関する知識をつけていれば、同様のテーマが出れば対処が可能なんです!

具体例を挙げると、ペンギンの研究をしている研究者が、ペンギンの現代文を読んで、

「ペンギンの尾には油がついていて、その油をクチバシで取って体にひっつけて寒さから身を守る」という内容が書いてあったとして、それに関する設問があったとしても、

ペンギンの研究者からしたら、そんなものは当然知っていますからさらさらっと解けますよね?

このように、現代文のテーマに合わせて知識をつけていれば、現代文の点数を安定させることができます!

では、どのようにすれば現代文で取り扱われるテーマに関する知識を身につけられるのかと言うと、

あらゆる現代文を読み、そのだいたいの内容を覚えること

これこそが現代文の勉強の神髄です!!

 

現代文の内容の覚え方

現代文の内容は、上にある画像と同じ形式でノートを取りましょう!

ノートは、上の画像のように左右合わせて1ページとして使っていきます。

筆者は、行間が7mmのモノが書きやすく感じたので、愛用していました!

 

ノートの左側に書く内容

書名

書名は、もしノートを見て現代文の内容が思い出せない際に、参考書を再度読み返すときの参考になるので書いておきます。

テーマ

テーマは、文化や政治など、自分がこのようなテーマだなと感じたものを書きます。

要約

要約は、文章を自分の言葉を使ってしっかりと要約することで、その文章を深く理解することが出来ます。

 

ノートの右側に書く内容

分からなかった単語

分からなかった単語は、自分が文章を読んで理解できなかった単語を調べて書いておくことで、自分の分からない単語が可視化できるようになります。分からなかった単語を理解してしっかりと覚えることで、次に出てきたらその単語に対処することができます。また、分からなかった漢字を書いておくのも効果的です。

感想

自分の考えや、既に文章を読んで知っていた知識などを今回読んだ文章と関連付けて書くことで、記憶をより強化させることができます。

 

このように文章毎にノートを書いていくと、とても効果的に文章の内容を理解し覚えることができます!

 

3:センター試験で8割を安定して取る現代文の勉強法

それでは、上記で書いた現代文の効果的な勉強法を元に、

4ヶ月でセンター試験の現代文で8割を安定して取れるようになる方法について解説していきます!

 

【フェーズ1】簡単な現代文を11題読んでまとめてみよう!

現代文の勉強の第一歩として推奨したいのが、簡単な現代文を1日1題読むことです!

これは、読むだけで大丈夫で、問題を解いたりする必要はありません!!

なぜなら、現代文の効果的な勉強法でも挙げた通り、

現代文はたくさん読んでテーマ毎の知識を身につけることが大切であって、

それを達成するためにも、現代文アレルギーの源とも言える「設問を解く」というものを取り払って、

苦痛を感じることなく毎日現代文を読めるようになるためだからです!

設問がなかったら、ただただ文章を読んで、

ノートにその文章を要約したり自分の考えを纏めるだけですから、毎日続けられますよね!

なので、まず初めの1ヶ月は現代文を毎日1題しっかりと読み、現代文のテーマ毎の知識を少しずつ積み重ねていきましょう!

 

【フェーズ2】今まで読んできた現代文を問題を解きながら復習しよう!

1ヶ月間、設問を解かずに現代文を読んできたら、

次は今まで読んできた現代文を、設問を解きながらもう一度読み返していきましょう!

この勉強は、もうすでに1回読んだことのある文章の問題を解いていくだけなので、1日2題を目安に進めていきましょう!

すると、半月で今まで読んできた現代文の問題が解き終わり、

たったの1ヶ月半で30題もの現代文を読み終えることができます!

30題も現代文を読むと、相当力がついてきていて、

「現代文は嫌なもの」という固定概念がある程度は消え去っていると思います!

ここまで来たら、あとは実践あるのみです!!

残りの2ヶ月半は実際にセンター試験を解いていくのですが、

センター試験の現代文も、ある解き方をすると効率良く勉強を進めていくことが出来ます!

なので残りの2ヶ月半を使った最も効率の良いセンター試験の現代文の勉強法について解説していきます!

 

【フェーズ3】実際にセンター試験を読んで、記述式で解いてみよう!

ここまでで1ヶ月半経過しましたね。

残りの2ヶ月半を最も効率良く過ごすための勉強法を書いていきます!

まず、最初の1ヶ月を使って、センター試験の現代文を、記述式で解いていきます!

センター試験は、全てマークシートで選択式なのですが、

私が推奨するのは、まずは記述式で解くことです!!

これは、センター試験レベルの現代文を、自分の言葉で回答が出来るぐらいの力をつけるためです。

自分の言葉で正しい答えを作っていくと、次第にセンター試験の現代文に慣れてきて、

設問がどのような答えを求めているのかが手に取るようにわかってきます。

なので、センター試験の現代文を始めて1ヶ月の間は、センター試験の現代文の選択肢を紙か何かで隠し、

設問に対する答えを記述式で答えるようにしましょう!

設問ごとの回答はノート2行分を目安に書いていき、

自分の書いた回答の正否の判断は、設問ごとの解説を見て、自分の書いたことが正しいか否かを確かめたり、

その設問の答えの選択肢と一致しているかどうかを参考にして丸付けをしていきましょう!

ちなみに筆者は、現代文1題100点として、設問の数で割った値を設問毎の点数とし、

書いておきたいポイントが抜けているごとに減点する減点方式で点数をつけていました。

 

【フェーズ4】今まで解いてきたセンター試験を、本番形式で復習しよう!

ここまでで2ヶ月半が経過し、残り1ヶ月半です。

まずは、今まで解いてきたセンター試験の現代文を、本番と同じ時間、本番と同じ形式で解いていきましょう!

今まで解いてきた問題ですし、今までは記述式でしたが、選択式になってより簡単になったので、

1日2題を目安にして、半月で終わらせてしまいましょう!

実際にここまで同じことをしてみればお分かり頂けると思うのですが、

大多数の人が、センター試験の現代文をスラスラ解くことができ、

現代文の力が身についてきたのを実感すると思います。

しかし、そこで満足してはいけません。

残りの1ヶ月を使って、現代文の確固たる力を身につけましょう。

 

【フェーズ5】センター試験の追試を本番形式で解いて、安定性をつけよう!

センター試験の現代文の追試を本番形式で解き、

本番に出てくるセンター試験の現代文よりも少し高いレベルを保ちましょう!

あまり知られていませんが、センター試験は本試と追試の2種類があります。

本試は、一般的な受験生が受ける試験であり、

追試は、病気などで急遽センター試験が受けられなくなった人のための試験です。

例年では、追試の方が難易度が上がっている傾向があるので、

それを利用して、最後に追試の過去問を使って確固たる力を付けましょう!

1日1題を本番形式で解けば、あなたの現代文の力は衰えず、常にピークを保つことができます!

 

4:最後に

冒頭でも書きましたが、

センター試験の国語は才能だと言われることが多々ありますが、そんなことはありません。

しっかりと効果的な勉強をすれば、たったの4ヶ月でセンター試験で8割を安定させることのできる科目です。

このようなまるでご褒美のような科目、対策をしないと勿体ないですよね!

この記事を読んだ受験生の皆さんには、

ぜひこの記事に書いてある効果的で効率の良い現代文の勉強法を試してみて、

現代文の力がメキメキとついていくのを実感して欲しいです!

 

頑張れ、受験生!

 

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この記事の執筆者

ニックネーム:受験のミカタ編集部

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