後期日程で国公立大学に受かるために大事なこと【現役都立大生が解説!】

合格体験記 2021.9.2
後期日程で国公立大学に受かるために大事なこと【現役都立大生が解説!】

「後期日程で受かるのは難しい…」

このようなうわさを聞いて、後期日程の大学入試に対して不安を抱えていませんか?
「倍率が高い」、「受ける人のレベルも高い」、「ほとんどの人は受からない」など、後期入試には、ネガティブな印象がつきまといます。

受けるべきかどうか悩んでいる方も多いことでしょう。

そこで今回は、首都大学東京(現東京都立大学)に後期日程で現役合格した筆者が、後期日程の方が難しいと言われる理由や、合格するポイントなど、後期日程での大学入試について徹底解説していきます。

    1. 前期日程と後期日程のスケジュールについて

    まずは、前期日程と後期日程のスケジュールについて説明します。

    国公立大学では前期日程・後期日程共に、まずセンター試験を1月上旬に受けます。その後1月下旬〜2月上旬にかけて、出願者の受付が行われます。

    このとき、前期・後期の両方の受付が行われるので注意してください。

    次に前期日程の試験は2月の下旬に行われます。合格発表は3月の上旬です。

    後期日程の試験は3月の中旬に行われて、合格発表は3月下旬です。

    後期日程は受けるべきなのか?

    上記のスケジュールからもわかる通り、前期日程と後期日程の試験の間には1ヶ月程度の期間があるため、「勉強が間に合わない」という理由で後期日程を諦める必要はありません。

    絶対に浪人をしたくない人や、後期日程で行きたい大学が受けられる場合は、ぜひ後期日程も受けてみることをおすすめします。

    ただし、後期日程を受験する場合は、別途試験料が必要になるので注意しましょう。また、どうしても行きたい大学に後期日程の入試がない場合は、浪人をするのもひとつの選択肢です。

      2. 後期日程が難しい2つの理由

      とはいえ、「後期日程の大学入試で受かることが難しい」というのは、紛れもない事実です。

      しかし、どうして後期日程の難易度のほうが高いのでしょうか?

      ここでは後期日程での合格が難しい2つの理由を紹介していきます。

      理由① 倍率が圧倒的に高い

      1つ目の理由は、とにかく倍率が高いことです。

      募集人数が前期日程に比べて大幅に減ってしまう後期入試では、当然のことながら倍率も格段に上がります。

      僕が受けた首都大学東京(現東京都立大学)でも、前期日程は倍率が3〜5倍だったにもかかわらず、後期日程は6〜10倍ほどに上がっていました。

      倍率が上がれば、間違いなく合格することも難しくなってしまいますよね。

      理由② 受験者のレベルが高い

      また、一般的に後期日程を受ける人というのは、前期日程で不合格となってしまった人です。

      そして前期日程で不合格になった人というのは、後期日程では、前期日程で受けた大学よりも、少しレベルを下げて受験する傾向があります。

      そのため、結果として後期日程で合格を争うほかの受験者たちは、前期日程よりもレベルが高くなりやすいのです。

      学生が鉛筆を持ってテストを受けている様子

      後期日程で受験に臨む場合は、競う相手のレベルが高いことも覚悟しなければなりません。

      3. 後期日程で合格するための3つのポイント

      ここで気になるのが、「難しい後期日程の試験に合格するには、具体的にどのような対策をすればよいのか」ということですよね。

      実際に僕が経験してわかった、後期日程で合格するための3つのポイントを紹介します。

      ポイント① 志望校のレベルは無理して上げすぎない

      1つ目のポイントは、志望校のレベルを上げすぎないことです。

      まず、実際の受験期をイメージしてみて欲しいのですが、後期日程は前期日程で不合格になった後での試験です。

      当然ですが、モチベーションは下がりやすいですし、勉強する気力も失われている可能性があります。それに、ほとんどの受験生は受験が終わっているのに、自分はまだ勉強を続けなければならないのです。

      余程、勉強の継続に自信のある方でない限り、志望校のレベルは上げすぎないほうが安全です。

      前述の通り、前期日程より少しレベルを落として受験することを検討してもよいでしょう。

      ポイント② センター試験の割合が高い大学を狙う

      センター試験の割合が高い大学を狙うのも1つの手です。

      先ほども述べた通り、後期日程の大学入試は難易度も高く、モチベーションも下がりがちです。

      そのため、試験当日、自分の実力が十分に発揮されるかはわかりません。

      そこで、センター試験の点数の比率が高い入試を受ければ、たとえ当日に100%の力を発揮できなくとも、センター試験である程度の結果が残せていれば十分合格が可能となります。

      マークシートに書き込む様子

      僕自身も、後期日程では正直勉強を継続できるかはわからなかったので、センター試験の点数の割合が高かった、首都大東京(現東京都立大)の後期試験を受けました。

      僕の場合は、センター試験が全体で8割強ほど取れていたので、首都大東京であれば後期日程の事前の合格判定がAでした。

      もちろん、後期で逆転合格を狙うという方は、逆に当日の試験結果が重視される、センター試験の点数の割合が低い大学を受けたほうがよいでしょう。

      ポイント③ 時間を決めて勉強を継続する

      3つ目のポイントは、時間を決めて勉強を継続するということです。

      ここまで何度も述べてきた通り、後期試験の勉強は本当にモチベーションの維持が大変です。

      前期試験で失敗した上に、周りの友達は遊びに行く計画を立てている中で、自分だけ受験勉強を継続しなければならないのです。

      だから、「気合いでなんとかなる」などという考えでは、間違いなく途中で挫折します。

      僕の場合は、どの科目でも応用問題を解く能力は、前期日程が終わった段階からでは伸びにくいと考えたため、基礎知識の復習や基礎的な問題の確認を中心に勉強しました。

      勉強時間に関しても、それまでのように1日9、10時間勉強するという気力は残っていなかったため、「1日3時間だけは絶対に勉強する」という最低限のルールを決め勉強を継続しました。その結果、モチベーションを保ったまま、試験当日を迎えることができました。

      このように、根性論に頼るのではなく、しっかりと計画をたてて、自分ができる勉強を試験当日まで継続することが、後期日程の入試を乗り切るためのポイントです。

        4. 後期日程ではあきらめないことが何よりも大事

        結局のところ、後期日程の入試で合格するためにもっとも大切なのは、「あきらめないこと」です。

        これは、後期日程の入試を体験した人にしかわからないことだと思うのですが、前期日程の入試を落ちた後の最後の1ヶ月の受験勉強というのは、正直地獄です。

        「本来だったらもう勉強しなくていいはずなのに…」とか、「もうどうせうまく行かないよ…」など、とにかくネガティブな感情にばかり湧いてきます。

        しかし、これは後期日程を受ける受験生全員に共通のこと。あなただけ勉強するのがつらいというわけではないのです。

        学生が試験勉強する様子

        だから、どんなにつらくとも計画的にコツコツと勉強を継続してさえいれば、十分に周りの受験生に対して逆転することは可能となります。

          5. まとめ

          今回は後期日程の入試で合格するためのポイントを紹介してきました。

          後期日程の受験勉強ではしっかりと計画を立てて、最後まで諦めずそれを実行していくことが大切になります。

          この記事が受験生の皆さんの役に立てば幸いです。

          最後まで読んでいただきありがとうございました。

          ぜひ最後まであきらめず、後期日程で合格を目指しましょう!

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          この記事の執筆者

          ニックネーム:ゆうたろう

          東京都立大学 システムデザイン学部 電子情報システム工学科
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