塾と家庭教師はどっちがいいの?違いを徹底比較してみた

合格サポート 2016.1.7

塾と家庭教師ってどっちがいいの?」、「子供を塾に通わせるか、家庭教師を付けたいけど、どっちが子供にとってベストなのかわからない…

そんな悩みを抱えていませんか?

今回は、塾(個別塾・集団塾)と家庭教師を

料金・講師のレベル(質)・メリット・デメリットの4つのポイントから比較していきます。

 比較の結果を見る前に、1つだけ確認してほしいことがあります。それは、なぜ塾に通う、または家庭教師を付けるのかということです。

この理由は次のどちらかに当てはまるでしょう。

①:学校の勉強についていけてないから、塾に通いたい(家庭教師を付けたい)

②:学校の勉強のことはだいたい理解できているので、受験に向けて本格的な対策をしたい

自分がどちらのタイプなのかを意識しながら読んで頂けると、スムーズに読み進めることができます♪

また、私立大学特化の家庭教師である「メガスタディ」について興味がある人はこちら

 

個別塾

料金(授業1コマあたりの値段)

大手個別塾3社を調べてみました。(授業1回あたりの授業時間はそれぞれ異なります。)

【明光義塾】 ⇒ 約4000円

【個別指導スクールIE】⇒ 約6200円

【栄光ゼミナール】 ⇒ 約8300円

上記3社の平均 ⇒ 約6167円

 

 講師のレベル(質)

個別塾の講師には大学生のアルバイトが多いというのが特徴です。(筆者も1年前に大手個別塾でアルバイトしていたのでこれは断言できます。)

もちろんプロの講師もいますが、割合的には大学生のアルバイトが多いでしょう。教えるのが上手い大学生も当然いますが、プロではないので上手くない人もいたりとまちまちです…。

以下でも紹介しますが、やはり集団塾のようにプロの講師が多いわけではないので、講師のレベル(質)という面では集団塾には劣るのが実情でしょう。

 

メリット

・個別指導なので、わからない所は気軽に質問できる

・生徒1人1人に合ったカリキュラムを組んでもらえる

・学校の勉強についていけていなくても、1からまた指導してもらえる

・風邪などで授業を欠席しても、振り替えなどで対応可能

・講師の変更が集団塾よりは容易にできる

 

デメリット

・一般的に、料金が集団塾よりも高い

・講師のレベル(質)が集団塾に比べて劣る

・上位校・難関校への合格実績は集団塾に劣る

・個別指導なので、周りと競争する環境がない

・大学生のアルバイトが多いので、生徒・講師との関係に緊張感がなくなり、塾での勉強にメリハリがなくなる可能性がある

 

こんな人にオススメ

・学校の勉強にあまりついていけていない

・基礎的な問題の解き方があまり理解できていない

・偏差値の目安 ⇒ ~50

・他の人と競うよりかはまずマイペースな勉強をしたい

 

集団塾

料金(授業1コマあたりの値段)

大手集団塾3社を調べてみました。(授業1回あたりの授業時間はそれぞれ異なります。)

【駿台】 ⇒ 約1600円

【東進】 ⇒ 約3700円

【河合塾】 ⇒ 約5300円

上記3社の平均 ⇒ 約3533円

 

講師のレベル(質)

集団塾の講師は大学生のアルバイトなどではなく、基本的にプロなので、レベル(質)は高いと考えてよいでしょう。中には、よくTVやCMで見かける林修先生のように、受験生から多くの支持を得ている講師もたくさんいます。(TVやCMに出ていなくても)このようなプロの講師陣は、受験に役立つテクニックやノウハウなどもたくさん持っているというのも特徴です。

 

メリット

・一般的に、料金が個別塾よりも安い

・講師のレベル(質)が高い

・周りと切磋琢磨できる環境があるので、競争意識が芽生える

・上位校・難関校合格へのノウハウが多くある

 

デメリット

・風邪などで授業を欠席しても、授業は先に進んでしまう(欠席した授業は基本的には自分で取り返す)

・集団なので、気軽に質問しにくい(授業後に個人で質問する人が多いです)

・しっかり勉強しないと、授業のペースについていけなくなる可能性がある

 

こんな人にオススメ

・学校の勉強にはだいたいついていけている

・基礎的な問題はだいたい解ける

・偏差値の目安 ⇒ 50~

・勉強ができる人たちと競ってみたい

 

家庭教師

料金(授業1コマあたりの値段)

【プロ家庭教師の名門会】 ⇒ 約7000円

【家庭教師ノーバス】 ⇒ 約7500円

【家庭教師のトライ】 ⇒ 約8000円

上記3社の平均 ⇒ 約7500円

 

講師のレベル(質)

家庭教師には大学生のアルバイトも多くいますが、プロも多いです。中には、多くの実績を持つ有名講師もいたりします。(なので、家庭教師を付けるときにはできるだけプロの講師を選択することをオススメします。)

プロの講師を付けてもらえれば、駿台や東進などの集団塾と変わらないクオリティの授業を1対1で受講することが可能です。料金は個別塾と同様に高いですが…。

 

メリット

・通塾時間(移動時間)が必要ない

・プロ講師の質の高い授業を受けることが可能

個別指導なので、わからない所は気軽に質問できる

生徒1人1人に合ったカリキュラムを組んでもらえる

学校の勉強についていけていなくても、1からまた指導してもらえる

風邪などで授業を欠席しても、振り替えなどで対応可能

講師の変更が集団塾よりは容易にできる

 

デメリット

・料金が高い(プロ講師を付けるとなるとさらに高くなる可能性もあり)

個別指導なので、周りと競争する環境がない

・1対1なので、生徒・講師との関係に緊張感がなくなり、勉強にメリハリがなくなる可能性がある

・大学生アルバイトの数も多い

 

こんな人にオススメ

・学校の勉強にあまりついていけていない

・基礎的な問題の解き方があまり理解できていない

・偏差値の目安 ⇒ ~50

・プロの指導を個別で受けたい

・他の人と競うよりかはまずマイペースな勉強をしたい

 

比較早見表

塾と家庭教師はどっちがいいの?のまとめ

いかがでしたでしょうか?
自分に合ったものを選ぶのが一番重要ですので、よく考えて周りと話し合って決めてみてくださいね。
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この記事の執筆者

ニックネーム:やっすん

早稲田大学商学部4年
得意科目:数学