デジタルハリウッド大学が丸わかり!特徴から就職状況まで調べてみた

合格サポート 2016.8.3

今回はデジタルハリウッド大学をご紹介します。

デジタルハリウッド大学という一風変わった名前ですが、どんなことが勉強できるのか、学部・入試の情報、学費やデジタルハリウッド大学の特徴、就職状況になどについてまとめました。

この記事を読めば、デジタルハリウッド大学がどんな大学なのかがイメージがわくと思います!ぜひ最後までお読みください。

 

1:デジタルハリウッド大学ってどんな大学?

デジタルハリウッド大学には、駿河台キャンパス八王子キャンパスという2つのキャンパスがあります。

駿河台キャンパスは御茶ノ水駅から徒歩1分、八王子キャンパスは松が谷駅から徒歩1分と、とてもアクセスの良い土地にあります。

通常の授業は駿河台キャンパスで行い、屋内外の撮影やCG、映像、WEB制作など、長期にわたる制作(後に説明します)を行う時に八王子キャンパスを利用するとのことです。

 

デジタルハリウッド大学では、「デジタルコミュニケーション」という分野を主に勉強していきます。

では、「デジタルコミュニケーション」とは何なのでしょうか?「デジタルコミュニケーション」とは、情報科学を中心とした分野の1つです。

具体的には、映像やCG、プログラミング、アニメ、デザインなどです。クリエイターになりたい人、クリエイティブに興味がある人にはピッタリの大学ですね。

では、デジタルコミュニケーションを勉強すると、どのようなことができようになるのでしょうか?デジタルハリウッド大学卒業生の作品をいくつかご紹介します。

 

デジタルハリウッド大学卒業生の作品

[作品その1:Tokyo Kawaii Guide]


[出展:http://www.dhw.ac.jp/activity/tokyo-kawaii-guide/]

Tokyo Kawaii Guideというサービスです。ガイドブックには載っていないような可愛いお店が知りたい!という女子のためのサービスです。

探せるお店も、ショッピング・食べ物・エンターテイメント・美容などといったように、分野からも探せるサイトになっています。

 

[作品その2:MILQUEEN]


[出展:http://www.dhw.ac.jp/activity/milqueen/]

デジタルハリウッド大学2010年卒業生の優秀作品にノミネートされた作品です。「牛乳への愛情の具現化」をテーマにしたカフェのブランディングです。

インターネットサービスだけでなく、リアル店舗でも作品が作れるのはデジタルハリウッド大学のすごいところではないでしょうか?

このカフェのデザイン、カップやコースター、名刺、店の模様、店員さんの衣装など、カフェの大半の部分をブランディングしています。すごいですね。。。

 

2:デジタルハリウッド大学の入試情報

デジタルハリウッド大学に入学するにはクリエイティブ能力が高くないといけないのでは?プログラミングなんてやったこともない・・・。

と感じる人も多いのではないでしょうか?

でも大丈夫です。デジタルハリウッド大学の入試は決して特別なものではありません。

もちろん何かしらの作品を提出して合否が決まる入試もあります。しかし、デジタルハリウッド大学の入試には一般入試も用意されています。

なので、提出できる作品なんて1つもない!という人でもデジタルハリウッド大学の入試を受けることができます。

デジタルハリウッド大学には、一般入試だけでなく、大学入試センター利用もあります。入試の詳しい情報は、デジタルハリウッド大学のホームページ:入試情報をご覧ください。

 

3:デジタルハリウッド大学の学費

デジタルハリウッド大学の学費について調べました。2016年度版です。

入学金 250,000円
授業料 980,000円
施設費 149,000円
実習費 149,000円
初年度納入金額 1,528,000円
入学時最小限納入金 1,038,000円

なかなか高いですね。。パソコンや施設が充実しているので、それらが学費が高い要因になっているのかもしれません。

デジタルハリウッド大学の学費の詳細は、デジタルハリウッド大学のホームページ:学費情報をご覧ください。

 

4:デジタルハリウッド大学の特徴5選

特徴①:有名な講師が多数!

デジタルハリウッド大学には、テレビなどにも出演しているクリエイターや監督、デザイナー、会社の社長など、各業界で活躍する講師ばかりです。

レベルの高い講師の授業を受けることで、より高いスキルを身につけることができる環境でしょう。

デジタルハリウッド大学の有名な講師一覧

 

特徴②:入学式が海外で行われていた!

デジタルハリウッド大学の入学式は、開校当初、海外で行われていました。すごいですね。。しかし、近年の不況による親への配慮から、現在は国内で入学式が行われています。

さすがに海外での入学式はお金がかかりますからね。。。

 

特徴③:留学生が多数!

デジタルハリウッド大学は、留学生を多数受け入れています。デジタルハリウッド大学全体の約3割が留学生らしいです!

また、日本人の留学にもかなり寛容です。デジタルハリウッド大学の海外留学制度に関するサイトによると、留学先の学費を最大100万円までサポートしてくれるなどの制度があったりします。

これはかなり経済的にも助かりますね。デジタルハリウッド大学としては、生徒に世界のクリエティブを学んで欲しいという思いがあるとのことです。

 

特徴④:株式会社立大学である!

デジタルハリウッド大学は、デジタルハリウッド株式会社という会社が設立しました。

会社が大学を作るというのはあまり聞いたことがありませんね。。

これはかなりレアなケースで、株式会社立大学で講義を行っている大学は、デジタルハリウッド大学を含めて日本では2つしかないらしいです。(もう1つはビジネス・ブレイクスルー大学)

 

特徴⑤:大学に制作スタジオがある!

デジタルハリウッド大学は、クリエティブに力を入れているので、様々な設備を備えた制作スタジオ(八王子キャンパス)を設置しています。

おしゃれなPCルームやプロジェクトルーム、映像撮影スタジオなどなど・・・。クリエティブ能力を高めるには最高の環境をデジタルハリウッド大学は用意してくれています!

 

5:デジタルハリウッド大学の就職状況

最後に、デジタルハリウッド大学の就職状況を見てみます。

デジタルハリウッド大学卒業生の就職先はとても幅広いです。卒業生はITやゲーム、デザイン関係の職種だけでなく、広告代理店や旅行代理店、官公庁などでも活躍しています。

また、デジタルハリウッド大学では、就活のバックアップやインターン(大学生が将来のキャリアなどを実現するために、就職する前に一定期間、実際の企業で働くこと。)の用意など、様々なサポートをしてくれるらしいです。

ちなみに、2015年のデジタルハリウッド大学卒業生の就職状況は、約65%がクリエティブ関連の仕事に、約35%が一般的な職種に就いたとのことです。(http://www.dhw.ac.jp/employment/list/より)

デジタルハリウッド大学のまとめ

デジタルハリウッド大学の紹介は以上です。デジタルハリウッド大学のイメージがつかめましたか?

デジタルハリウッド大学は、日本でもクリエティブに力を入れている珍しい大学の1つです。ぜひ本記事を機に、デジタルハリウッド大学の受験を検討してみてはいかがでしょうか?

 

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この記事の執筆者

ニックネーム:やっすん

早稲田大学商学部4年
得意科目:数学