大学受験は、情報集め命!入試方法別の併願校決定のコツと資料請求タイミング

合格サポート 2017.10.20
大学受験は、情報集め命!入試方法別の併願校決定のコツと資料請求タイミング

ひとくちに大学受験といっても、一般入試だけでなく、AO入試や推薦入試など入試方法は様々。

しかし、どの入試方法でも共通して情報収集が重要です。

この記事では、入試方法別に大学の情報を集めるのにおすすめのタイミングや、受験スケジュールをご紹介します

 

    1.一般入試で受験する人は、センター試験までには併願校を決定しよう

    一般入試で大学受験をする人は、AO入試や推薦入試に比べれば、勉強と並行して、ゆっくり受験する大学を決定する時間があります。

    しかし、勉強に追われて後回しになってしまうと、戦略的な受験校決定ができなくなってしまいます。夏のオープンキャンパスまでには、第一志望校の決定と、くわしい学部情報の収集をしておきたいですね。

    では、具体的に何校併願受験するのが一般的なのでしょうか。

    平均的には、3~5校程度願書を出すと言われていますが、おすすめとしては安全校・実力相応校・チャレンジ校(第一志望の場合も)3つに分けて受験することです。

    最低2校ずつくらいは、候補としておくと安心。

    受験モデル例

    前期で願書を出した大学に落ちてしまう可能性もあります。

    後期に受験したいと思えるような大学の学部も決めておきましょう。後期受験の前になって大学の学部情報を集めるのは、精神的な負担にもなります。興味のある大学の学部は多いに越したことはないでしょう。

     

    一般入試の人におすすめの大学資料請求のタイミングは、大きくわけて2回です。

    1回目は、夏のオープンキャンパス前

    夏のオープンキャンパスは平均して2校ほど行く人が多いとか。事前に興味のある大学の資料請求を済ませた上で、オープンキャンパスに行く大学を決定しましょう。

     

    2回目は、センター試験前。夏のオープンキャンパスが終わる10月~12月頃です。

    ここまで受けた模試の成績や、合否判定結果と照らし合わせたうえで、安全校や実力相応校になりそうな大学の資料を請求しておきましょう。

     

    その時にぜひ見てほしい項目が、科目配点

    自分の得意科目の配点比重が重いと、合格にぐっと近づきます。

    受験料も意外とかかるもの。「合格したら、行きたい!」と思う大学を見つけ出しましょう。

     

    一般入試のおすすめ大学資料請求タイミング

    • オープンキャンパス前
    • センター試験前

     

      2.推薦入試で受験する人は、夏頃の志望校決定がおすすめ

      推薦入試には、指定校制推薦入試公募制推薦入試があります。

      指定校推薦の場合は、高校3年生の6月頃から募集要項が各高校にオープンになり、高校3年生の夏の面談で学校の先生に受験の相談をすることが多いため、それまでに志望校を決定しておきましょう。

      特に人気の大学の学部であれば、同じ高校の友人と枠の奪い合いになります。早めに先生に希望を出せるようにしておきましょう。

       

      しかし、指定校推薦の枠の一覧は高校にもよりますが、9月くらいにわかります。

      自分の希望の大学の学部の枠がない!ということも。

      自分の高校の先輩が、前の年の推薦入試で進学した大学の学部は、なるべくたくさんチェックしておきましょう。

       

      推薦入試のおすすめ大学資料請求タイミング

      ゴールデンウィーク

       

      3.AO入試で受験する人は、春頃の志望校決定がおすすめ

      AO入試を検討している人は、特に早めの志望校決定を心がけて。

      AO入試とは、大学とのマッチングを重視する入試方式のことで、学部や学科の目指している人物像に当てはまるかどうかで合否が決まります。

      AO入試では、夏のオープンキャンパスが重要なので春には志望校を決定しておきたいです。オープンキャンパスへの参加AO入試の応募に必須にしている大学もあるほど。

      夏のオープンキャンパスが受験の必須になっていない場合でも、オープンキャンパスは志望理由書を書き上げる上で非常に参考になります。

      なぜなら、AO入試相談会などを各大学開いていて、在学生や大学スタッフに実際に話が聞けたりするためです。

      志望理由書とは、AO入試のみならず推薦入試でも提出が求められる書類で、書類選考だけでなく、面接などにも用いられる合否に大きく関わります。

      オープンキャンパスに行くことでAO入試の合格率は上昇するといえるでしょう。

       

      ですので、オープンキャンパスに行く大学を決めるのは、早めが吉。

      AO入試では大学受験をする人は、高校二年生のうちに、興味のある大学の資料請求を済ませておきましょう。

       

      AO入試のおすすめ大学資料請求タイミング

      高校二年生の冬休み

       

        4.大学の資料請求をする時は、まとめて資料請求できるサイトをかしこく活用

        受験における大学情報収集の大事さがわかったところで、大学の資料を請求してみましょう。

        とはいえ、平均受験校数が3~5校程度といわれている中、大学案内の資料を請求するために、大学のサイトをひとつひとつ巡るのは、時間がかかってしまいますよね。

        そこでおすすめなのが、大学の情報がまとめて見れたり、資料請求がまとめてできたりするサイトです。

        まとめて情報を得られるので、時間が節約できますね。

        例えば、スタディサプリ進路がおすすめです。

        興味のある学問や仕事から逆引きして大学が検索でき、大学によっては偏差値情報や学生インタビューも詳細に掲載されています。

        今なら無料で請求できる大学の資料を7校請求すると、500円分の図書カードがもらえるキャンペーンも。

        エリアでの絞り込みができるので、通おうと思っている地区の大学の資料を7校分請求して、併願校選びに備えるのもおすすめです。

         

          5.まとめ

          最後に、入試方法別の併願校決定のコツと資料請求タイミングについて、まとめておきます。

          ■一般入試をする人は、オープンキャンパス前センター試験前に情報収集するのがおすすめ。

          ■指定校推薦を狙っている人は、前の年の推薦入試の実績を、要チェック!

          ■ AO入試で受験する人は、特に早めの志望校決定をしておくと安心。

           

          大学受験も、情報収集や作戦が大事です。

          はやめはやめに動いて、満足いく大学に進学してくださいね!

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          この記事の執筆者

          ニックネーム:受験のミカタ編集部

          「受験のミカタ」は、難関大学在学中の大学生ライターが中心となり運営している「受験応援メディア」です。