大学受験生は塾をどう選ぶべき?自分に合った塾の選び方を徹底解説!

合格体験記 2020.12.28

高校三年生、つまり大学受験生になったときにみんなが共通して悩み始めるのが塾選びです!

私も高校三年生になったころ、周りの友達が塾に入り始めたため「自分も入らなければ」と焦った覚えがあります。

そこで今回は、塾に通って第一志望に合格し、個別指導塾でのアルバイト経験もある私が塾の選び方を説明していきます。

是非自分に合った塾選びの参考にしていただけたら嬉しいです!

		

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1.大学受験生向けの塾にはどんな種類がある?

一口に、大学受験生向けの塾といってもその種類は様々あります。

そのためまずは、授業の形態で大きく映像授業・集団授業・個別授業の三つに分けて、それぞれのメリットやデメリットを説明していきます。

また、「必見!塾/予備校選びの基準は?ユーザー444人に聞いた結果を大公開!」も一緒にご覧ください。

1-1.映像授業

映像授業の塾は、実力のある講師が行う授業動画を塾で好きな時間に閲覧して学習するという形です。

映像授業のメリットは以下の通りです。

  • 様々な種類の授業があり、自分に合ったものを受講できる
  • 授業をいつ受けてもいいため、時間に縛られない
  • 同じ動画を何回も見ることができるため、復習しやすい

このように、映像授業は自由にカリキュラムを組んで受講することができるのが強みです。

また、毎日部活で忙しいという人も自分の好きな時に授業を受けることができるため、部活が長引いて授業に間に合わなかったなんてことが起きません。

内容をすぐに理解できなかったら、動画を巻き戻すことも可能なので自分の理解スピードに合わせて進めることもできます。

デメリットは、以下の通りです。

  • 受講時の緊張感がない
  • 簡単にスキップできるため、さぼることができてしまう

対面の授業のように先生が目の前にいるわけではないので、指されたりすることがありません。

寝ても何も言われずにさぼれてしまうため、自分のやる気によって左右されます。

このような映像授業には、勉強へのやる気があって自分の苦手に集中して授業を受けたいというような人におすすめです。

部活などが忙しくて、自分の時間に合わせて受講したいという人も映像授業の塾を一度調べてみるといいかもしれません。

1-2.集団授業

集団授業は、学校の授業のように決まった時間に塾生が集まって講師の授業を受けるという形です。

学校の授業と違う点は、自分と同じくらいの学力の人たちと授業を受けるという点です。

集団授業のメリットは以下の通りです。

  • 一緒に授業を受けている仲間と刺激しあえる
  • 緊張感をもって、集中して受けることができる

集団授業は、一緒に授業を受けている仲間が刺激になり、モチベーションの維持や向上につながるかもしれません。

授業中も、緊張感を肌で感じることができるため集中して授業に取り組むことができます。

デメリットは、以下の通りです。

  • 周りに置いていかれる可能性がある
  • 質問をすると授業が止まって周りに迷惑をかけてしまう

やはり集団だと、ひとりひとり理解スピードが違うため自分だけ置いていかれ、差ができてしまう可能性があります。

また、理解ができなかったときにすぐ質問することが難しいため、授業前の予習などが必要不可欠になるでしょう。

このような集団授業には、周りと刺激しあえる環境を求めていてこまめに予習ができる人がおすすめです。

1-3.個別授業

個別授業は、先生と一対一で授業を受ける形式です。

そのため、必然的に先生との距離も近く、積極的にコミュニケーションをとりながら授業が進んでいきます。

個別授業のメリットは以下の通りです。

  • 自分の進度に合わせて授業が進む
  • 分からなかったらすぐにその場で質問できる

先生と一対一で授業を受けることができるため、周りからおいていかれる心配はありません。

自分の現在の実力に合った内容からスタートでき、理解度に合わせて柔軟に授業を進めることができるのが最大の強みでしょう。

また、理解できなかったらすぐに先生に質問することができるため、分からないまま放置するということは無くなります。

デメリットは、以下の通りです。

  • 自分のやる気によって進度が変わる
  • 一人のため、モチベーションの維持が大変

個別指導塾で働いていた頃に、やる気がなく課題をやってこない子でどんどん進むのが遅くなって受験に間に合わなかったパターンをよく見ました。

そのため、予習や復習を自主的に取り組むことができてモチベーションを維持できる方にはおすすめです。

モチベーションの保ち方については、「【受験生必見!】早稲田現役合格生が教えるモチベーションの保ち方」で詳しく紹介しています。

他にも、ここでは紹介していませんが家庭教師も気になっている人は、「塾と家庭教師はどっちがいいの?違いを徹底比較してみた」もあわせてご覧ください。

2.大学受験生はいつから塾に通うべき?行かないのも選択肢?

塾に通うタイミングについても迷っている大学受験生は多いでしょう。

多くの人が、高校二年生の冬から高校三年生の夏までには通い始めます。

参考までに、私は高校三年生になってすぐの春から塾に通い始めました。

そこで、入塾する際におすすめすることは、とりあえず無料体験でいろいろな塾に行ってみることです。

実際に、一週間ほど体験してみることで入塾してからのミスマッチを避けることができ、受験に対する意識も変わってくると思います。

入塾する際にかかる費用はとても高いので、無料体験などを積極的に活用して慎重に選ぶようにしましょう。

また、塾に行かないというのも当然選択肢としてあります。

今では、有名な塾講師が出版している参考書も充実しているため、自主的に取り組むことができるという人には良いかもしれません。

塾に通わないで合格を掴み取った人の勉強法については、「筑波大生による、田舎の高校生が塾なしで国公立大学に合格するための勉強法」と「【高校受験勉強法】偏差値40だった私が塾なしで早慶に合格した方法」で詳しく紹介しています。

3.青山学院大学現役合格!筆者が大学受験生のとき通った塾は?

ここからは、青山学院大学に現役合格した私が大学受験生だった頃に通っていた塾などをお話ししていきます。

私は、大手の映像授業塾に通っていました。

なぜそこに決めたのかというと、高校受験の時に集団授業でおいていかれた経験があり、自分のペースで好きな時に授業を受けたいと考えていたからです。

基本的には、毎日塾に通って映像授業を受けていましたが、動画を巻き戻すなどして復習がしっかりできたため着実に学力を伸ばすことができました。

また、自分が通っていた高校の定期圏内にあったということも塾を決めた理由の一つです。

学校終わりにそのまま寄れるかどうか、休日は家から通うことができるかなども考えておくようにしましょう。

4.最後に

これまで、塾の種類ごとのメリット・デメリットや塾を選ぶ際の注意点などについて紹介してきました。

塾の授業の形態はさまざまであるため、高校受験の時などの過去を振り返って自己分析をしてから自分に合った形態の塾を選びましょう。

塾を上手に利用して第一志望校に合格できることを願っています!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事の執筆者

ニックネーム:ともき

青山学院大学 経営学部経営学科
好きなこと:スポーツ、特にサッカー