大学受験失敗 その後の人生で逆転する3つの方法

合格サポート 2016.1.22
大学受験失敗 その後の人生で逆転する3つの方法

大学受験に失敗する=人生終わりと考えている人もいるのではないでしょうか?

もちろん、希望の大学にストレートで入るということが、多くの人にとって理想です。

ただ、希望の大学に受からなくても、浪人や専門学校に行くという選択肢がありますし、浪人したからといって就職活動でほとんど不利になる事はありません。

また、そのまま希望していなかった大学に入ったとしても、その後の人生で偉業を成し遂げている人もたくさんいます。

今回は、大学受験に失敗して将来が不安な方向けに、大学受験失敗から逆転する3つの方法を説明していきます。

 

    1.挫折を将来の糧にする

    受験勉強を一生懸命頑張ったにも関わらず、志望している大学に合格出来なかった人は、大きな挫折感を味わうと思います。

    周りの友達が志望校に合格しているのを見て、「なんで自分はダメなんだ、、」と落ち込むかもしれません。

    しかし、その挫折は決して無駄な事ではありません。

    大学受験での挫折を経て、成功を勝ち取った2人のエピソードを紹介します。まずはメジャーリーグのボストン・レッドソックスに所属する上原浩治選手です。

     

    上原は、高校時代は控え投手で、甲子園にも出場出来なかったため、ほとんど注目されていませんでした。

    そのため、野球で大学の推薦をとることが出来ず、試験でも目標の大阪体育大学に落ちて浪人することになってしまいます。

    上原は高校の3年間、野球に打ち込んでいたため、学力は到底大阪体育大学に届くものではありませんでした。

    しかし、そこで腐ることなく、中学生の範囲から徹底的に基礎をやり直すところから始めました。

    そして、その努力が報われ、見事目標の大阪体育大学に合格

    その後、大学で野球の才能を開花させ、読売ジャイアンツを経て、メジャーリーガーになりました。

    上原にとって、1年間の浪人は現在でも特別な意味があるそうです。

    現在上原がつけている背番号19は、19歳の浪人時代の苦労を忘れないようにという思いがつまっています。
    (出典:上原浩治さん原点の浪人経験 苦しい時は19を見る | 毎日新聞)

    また、浪人しないで、自分の希望でない大学に入って、才能を開花させた人もいます。

    日本を代表するYouTuberのはじめしゃちょうーです。

    はじめしゃちょうーは大学受験に失敗し、彼女にも振られてしまいました。

    しかし、そのことを原動力にして、動画を配信し続けていたところ、子供に大人気のYouTuberになることが出来ました

    「意味ないことに頑張れない人は、意味のある事にも頑張れない。」

    これは、はじめしゃちょーが受験を通じて学んだ考えです。

    受験勉強は、多くの人の人生においてあまり意味を持たないかもしれません。

    しかし、そこをさぼらずに頑張ったからこそ、受験には失敗してしまっても、はじめしゃちょーは今の成功を手に入れる事が出来ました。

    [参考記事]

    勉強のやる気がない時どうした?現役早稲田生に聞いた!

    読むとすぐに勉強のやる気が出る3人の偉人のエピソード

     

      2. 大学受験失敗の経験を就職活動に生かす

      「浪人すると、就職活動に不利になってしまうのか?」

      これは、きっぱりと「ノー」とは答える事はできません。

      一部の企業では、現役で大学に合格した方に、多少なりともアドバンテージを与えることがあるでしょう。

      しかし、ほとんどの企業においては、現役生か浪人生かよりもその人の人間性や大学では何をしてきたのかが重要で、大きなウェイトを占めます。

      また、大手就活サイトのマイナビによると、1、2年浪人したとしても自分の行きたい大学に入る事が出来た場合には、特に就職活動で不利になることはないそうです。

      例えば、就職活動の中でも、最難関と言われているテレビ局のアナウンサーでも、浪人を経験をしている人も多くいます。以下は一例です。

      ・久冨慶子(テレビ朝日):青山学院大学社会情報学部

      ・安住紳一郎(TBS):明治大学文学部

      ・大橋未歩(テレビ東京):上智大学法学部

      佐々木恭子(フジテレビ):東京大学分科三類

      これは、本当に一例に過ぎません。商社、マスコミ、金融などどの業界でも、浪人の経歴が採用の合否に直接関わることはほとんどありません。

      むしろ挫折した経験をうまく話す事が出来れば、就職活動で有利を有利に進める事が出来ます

      就職活動では、多くの場合人生の挫折経験を聞かれます。しかし、多くの人はうまく話す事が出来ません。その時こそ大学受験に失敗した経験がいきてくると思います。

      私の周りでも、浪人した経験を話す事で見事志望するマスコミに合格した人もいます。

       

      3.将来設計をする

      大学受験で全ての大学落ちてしまった方は、「大学入試を続けるか?やめた方が良いのか?」の2択の選択肢です。

      ただ、希望でない大学にのみ受かってしまった方は、「このまま希望でない大学に入るべきなのか?それとも、浪人すべきか?大学受験を諦めて、就職するべきか」の3択ですごく悩むと思います。

      さきほど述べたように、浪人して希望する大学に入学する事が出来れば、就職活動にほとんどマイナスになることはありません。ただ、浪人して希望の大学に合格出来る人は20%ほどと言われています。また、浪人は、少なくとも100万円近くの予備校代がかかります。親にも迷惑をかけてしまいます。

      参考大手予備校の1年間にかかる費用を徹底比較【河合VS駿台VS東進】

      これらを加味すると、浪人する事は大きなリスクです

      本当に1年間勉強する忍耐力とモチベーションがあるのか?まだ自分に伸びしろがあるのかを親と話し合いながら決める必要があります。もしかしたら、考えているうちに別の道で自分のやりたい事が見つかるかもしれません。

      現役で大学に合格した人は、就職活動まで自分の人生を見つめ直すことはないでしょう。よく、「大学1、2年生の過ごし方を後悔している」という声を聞きます。これは、将来の事を何も考えずに遊んでしまった事が原因です。

      大学受験の失敗を機に真剣に将来設計をすることで、就職活動や将来の自分のやりたい事に大きく前進する事が出来ます。これは大きなアドバンテージです。

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      この記事の執筆者

      ニックネーム:受験のミカタ編集部

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