大学受験におすすめ!物理・生物・化学・地学のレベル別参考書を紹介!

合格サポート 2019.7.30

いつも受験のミカタをご覧いただきありがとうございます!
理科系の科目は、物理のように理論の応用がカギを握る科目もあれば、生物のように暗記が多めの科目もありますね。
勉強方法が違うからこそ自分にぴったりの一冊を見つけたいものですが、参考書の種類が豊富すぎて選ぶ時に迷ったことはありませんか?
この記事では、難関大学に通う大学生が実際に使っていた参考書・使ってよかった参考書を難易度別に紹介します!

受験生の皆さんを志望校合格に一歩近づける一冊に出会えるかも、、、?

物理編

初級 「橋元淳一郎の物理橋元流解法の大原則」

「教科書をいくら読んでも物理の公式が全く理解できない!」という方向けの参考書です。
この本は、多くの本で省略されてしまいがちな部分も、段階を踏んで丁寧に説明されています!まだ受験まで時間があるので、基礎からしっかりおさらいして物理への苦手意識を減らすと物理の克服に近づくと思います

この本を読んで基礎的な事項が理解できたら、練習問題や応用問題を解いてどんどんブラッシュアップしていきましょう!

中級 「物理のエッセンス」

物理の基本的な内容から大学受験に対応できる内容まで、幅広くカバーされているオールマイティな一冊です。

問題が難易度別に分かれているので、自分のレベルに合わせて物理の考え方・解き方を体系的に身につけることができます。間違えやすい箇所が重点的に解説されているので、あまり物理が得意でない方も実践問題として活用すると、応用力がつくのでおすすめです

上級 「名門の森 物理」

難関大学の入試問題に頻出する力学・波動の問題が網羅されている参考書です。この問題集の最大の特徴は、重要度・難易度別に問題が出題されている点と、答えを出す際に重要な考え方が中心に解説されている点です!

この問題集は比較的難易度の高い問題が多いので、物理が苦手な人は、この問題集に取り掛かる前に必ず参考書や教科書で基礎固めをしてから説き始めるようにして下さい!

生物編

初級 「田部の生物基礎をはじめからていねいに」

この参考書は、題名の通り説明がとても丁寧で、わかりやすい図が満載です。「生物基礎の授業をとっているけど、用語が多すぎてなかなか内容が頭に入ってこない…」という受験生さんにおすすめです!この参考書1冊で、センターで高得点を狙える知識がしっかり身に付きます!

説明がメインで問題数は少ないので、基本的な知識を身に付けたら問題集を解いてきちんと定着させましょう!

中級 「生物(生物基礎・生物)基礎問題精講」

一般的な参考書は、生物基礎と生物を完全に分離して掲載している問題集が多いですが、この参考書は、単元ごとに生物基礎→生物の順に例題や解説が掲載されています。生物基礎・生物分野の区別をすることなく、単元ごとの知識や応用力を確実に身に付けることができる点が特徴です。入試に頻出の標準的な問題がたくさん掲載されているので、一周するだけでも応用問題にも対応できる力が身に付きます。

上級 「大森徹の最強講義117講 生物」

この参考書で注目すべきなのは、単元ごとの内容を数行に圧縮した「最強ポイント」です!その単元の概要を一目で理解することができるので、効率的に学習できます。この参考書が800ページにも及ぶことからもわかるように、対応範囲が広く解説が丁寧な点も特徴です。全部読み込むにはページ数が多いので、教科書を読んで分からなかった点・気になった点を補強する辞書として活用するのがいいと思います。

問題数は少ないので他の問題集も併用して定着させましょう!

化学編

初級 「理解しやすい化学 化学基礎収録版」

化学に抵抗感を持っている方はまず手に取るべき参考書です。写真や図表が豊富で、文字も大きいのでとても読みやすいです。基礎的な部分を学習した後は、練習問題を活用して自分が理解できていなかった点を明確にしましょう。
化学・化学基礎どちらにも対応しているため、高校のテスト勉強から受験勉強まで幅広く活用できます

中級 「新化学化学基礎+化学 (チャート式・シリーズ)」

受験勉強をする際に「まずは教科書の内容を完璧にしよう!」というのはよく言われる話ですね。教科書に準拠したチャート式を併用すれば、より効率的に教科書を使った学習ができます!例題や定期テスト対策用の問題も豊富に収録されているので、資料集としても問題集としても活用できます。

上級 「理系大学受験 化学の新研究」

「ある程度化学の知識が身についてきた!」という方におすすめの本です。最難関大学の入試まで対応できるほど詳しい情報が満載なので、辞書としても活用できます!また、化学現象が起こる原因についての解説も充実しているので、根本的な部分から理解できます。

分厚いので持ち歩きには不向きですが、問題集と併用すると、間違えた箇所やわからない箇所を一発で解決できます!

地学編

初級 「青木の地学基礎をはじめからていねいに」

地学を初めて習う人でも理解できるように、丁寧にわかりやすく解説されている参考書です。センター試験で出題されるすべての問題に対応できるほど幅広い範囲が網羅されているので、これ一冊をマスターすればセンター試験でかなりの高得点を狙うことができます。また、図や写真が豊富なので、視覚も駆使して効率よく覚えることができます

中級 「田中理代の地学完結!センター地学1」

地学既修者で、基本的な事項を効率良く復習したい人向けの参考書です!この参考書の特徴は、図が豊富でコンパクトに要点がまとまっている点です。受験科目が多く、あまり地学に時間を割けない受験生も、一度目を通すとセンター試験の仕上がりがさらに良くなると思います。この本で基礎を固めたら、センター試験の過去問を使った演習もしましょう!

おわりに

いかがでしたか?
この記事では、難関大学の大学生おすすめの参考書を紹介しました!
様々な参考書を比較して、お気に入りの一冊を見つけてくださいね!

皆さんが参考書を選ぶときの決め手になればうれしいです。
頑張ってください!

 

英語のおすすめ参考書について知りたい方はこちら
数学のおすすめ参考書について知りたい方はこちら
国語のおすすめ参考書について知りたい方はこちら
理科のおすすめ参考書について知りたい方はこちら! 

アンケートにご協力ください!【利用状況に関するアンケート】

※アンケート実施期間:2023年4月5日~

受験のミカタでは、読者の皆様により有益な情報を届けるため、受験のミカタの利用状況についてのアンケート調査を行っています。今回はアンケートに答えてくれた方から10名様に500円分の図書カードをプレゼントいたします。



記事の内容でわからないところ、質問などあればこちらからお気軽にご質問ください。

中の人がお答えします。

この記事の執筆者

ニックネーム:ライオン

立教大学法学部3年
得意科目:英語、歴史、公民