比較のas ~ as の意味や文法、5つの慣用表現をわかりやすくイラストと例文で解説!

英語 2015.8.26
比較のas ~ as の意味や文法、5つの慣用表現をわかりやすくイラストと例文で解説!

「as~as…」 は、比較の原級表現で「…と同じくらい〜だ。」の意味を表します。

ただ、それだけでなく、twiceやthree timesなどを用いて、「〜倍〇〇だ」などの意味を表したり、文法面でも間違えてはいけないルールがあったりと意外と覚える事が多いです。

今回は、as~asの文法や慣用表現を図などを用いて、分かり易く解説します!

高校生で習う比較についてはこちらの記事をご覧ください。

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まず、最初に説明に入る前に一つ問題です。

【私の持っているリンゴを相手のリンゴの大きさと比べる時に、以下の4つの場面を「原級比較(asas)」を用いて表現するとどのようになりますか?】

 

 比較 リンゴ

出来た方は3、原級比較 慣用表現までとんでしまっても構いません。それでは、一つ一つ確認していきましょう。

 

    1. 原級比較 肯定:as~asの使い方と意味

    まず、原級比較は以下のように表現されます。

    原級比較 定義

    これは比較構文に全て共通する事ですが、「AとBは原則同じ構文をとる。(省略や口語の場合は異なる場合もあるが・・)」

    この原則は本当に重要なので必ず覚えてください。これを頭に入れた上で、①〜③のシチュエーションを考えましょう。

     リンゴ ①

    これは、そのままの原級比較です。ですので・・

    ①My apple is as big as yours.your appleを省略してyoursになる。)

    リンゴちゃん②

    になります。

    リンゴ ② 

    ②、③は「何倍大きい」を「原級比較」で表す必要があります。

    2倍は「twice」、3倍以降は「three times, four times, five…」のように「 数+times になります。これを「as~as」の前に置く必要があります。

    My apple is twice as big as yours.

    My apple is three times as big as yours.

    になります。

    これは、置き換えもポイントです。比較級(比較級は「比較2 比較級」を参照)を用いて、

    ②My apple is twice bigger than yours.

    ③My apple is three times bigger than yours.

     

      2. 原級比較 否定:as~asの使い方と意味

      リンゴ ④

      ④は「原級比較」の否定を使います。

      My apple is not as big as yours.

      直訳すると「私のリンゴはあなたのと同じくらい大きくない。」になるので、訳す時は、私のリンゴはあなたのほど大きくない。になります。

      比較級を用いると・・

      your apple is bigger than mine.と置き換える事が出来ます。

       

      最後に少し複雑な場合の原級比較の問題を出します。

       原級比較

       

       

      正解は・・

      The population of British is half as large as that of Japan.です。

      これを一発で出来た人は「原級比較」はもうマスターです。

      間違えた人にもう一度言います。「AとBは原則同じ構文をとる。です。

      今回、「The population of Britishと比較しているのはJapanではなくThe population of Japanです。

      The populationは二度目なので、thatで省略でき、正解は

      The population of British is half as large as that of Japan.

      になります。

      本当によく出る問題なので、しっかり復習してください。

       

      . 原級比較の慣用表現5つ

      原級比較 慣用句は頻出問題なので、この機会にまとめて覚えましょう。今回は頻出の5つを厳選しました! 

      ①as ~ as possible , as ~ as one can 「できるだけ〜」 

      you should come as early as possible. 
      あなたは出来るだけ早く来るべきである。 

      as ~ as one can」を使う時は少し注意が必要です。 

      as as one can

      彼は、出来るだけ一生懸命数学を勉強した。

      時制の一致で間違えるのはもったいないので、必ず確認しましょう。

       

      ②as many , as much 「同量の、同数の」

      I made three mistakes in as many lines.
      私は3行のうち3つの間違いを犯した

       make mistake 

       

      ③not so much B as A 「BというよりはむしろA」

      =A rather than B

      She is not so much a doctor as a scholar

      She is a scholar rather than a doctor.

      彼女は医者というよりは、むしろ学者だ。 

       

      ④not so much as ~ 「さえしない」

      He did not so much as say “Hello.”
      彼は、こんにちはさえも言わなかった。

       

      ⑤A as well as B 「Aと同じくらいBも」

      She likes hamburger as well as fried potato
      彼女はフライドポテトだけでなく、ハンバーガーも好きだ。

       

      頻出熟語のNot only but alsoとas well asをまとめた記事もありますので、こちらも確認してみてください。

       

      いかがでしたか?
      同級比較は考え方と慣用句をしっかり覚えれば、文法問題で取りこぼす事はないでしょう。もう一度復習しましょう!

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      この記事の執筆者

      ニックネーム:受験のミカタ編集部

      「受験のミカタ」は、難関大学在学中の大学生ライターが中心となり運営している「受験応援メディア」です。