関係代名詞とは?5分でわかりやすく解説!

英語 2024.2.26
関係代名詞とは?5分でわかりやすく解説!

中学3年生の秋頃に初めて習う関係代名詞。

いきなり形容詞節などが表れて、1つの文章に動詞が2つあったりして、どう訳せばいいのかわからないという悩みを持つ人は多いと思います。

今回は、そんな関係代名詞について中学生レベルの基礎を初めから丁寧に解説します!

関係代名詞は、ほとんどの英語長文で出る頻出の英文法なので、これを機にしっかりと理解しましょう!!

ちなみに、関係副詞について知りたい方は、▶︎関係副詞とは?関係代名詞との違いもわかりやすく解説!をご覧ください。

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    関係代名詞とは?先行詞も交えて解説!

    関係代名詞とは、形容詞節を作る文法のことです。

    また形容詞節とは、形容詞の働きをする文章のことであり、

    形容詞とは、名詞を修飾する語のことを指します。

    よって、関係代名詞は名詞を修飾する節を作る語と言えます!

    さらに、関係代名詞は形容詞節を作る文法なので、2つの文章を1つの文にまとめる文法とも言えますよね!!

    まぁ厳密に言うと、「節は主語と動詞を含むもののことを指すので、主格の関係代名詞は主語がない形容詞節のようなものを作るので、関係代名詞の定義にあてはまらないじゃん?」という物議を醸すのですが、、、

    そんな小難しいことは考えずに、受験では長文さえ読めればいいので「関係代名詞は名詞を修飾する形容詞節を作る文法」と捉えておけば問題ありません!

    先行詞とは関係代名詞によって修飾される名詞

    関係代名詞を説明する参考書では、唐突に「先行詞」という単語を使い始めるものが多いと思います。

    この先行詞というのは、関係代名詞によって修飾される名詞のことを指します。

    「じゃあ先行詞なんてわざわざ使わずに、名詞って言えばいいじゃん!」と思う方もいると思います。

    筆者もそう思います。

    しかし、郷に入っては郷に従えなので、一応覚えておきましょう。

    この記事でも、関係代名詞に修飾される名詞のことを先行詞と呼んで解説していきます!

    関係代名詞には主格、目的格、所有格の3種類がある!

    突然ですが、関係代名詞は3種類あります。

    「主格」「目的格」「所有格」の3つです。

    このように様々な種類があるのが、関係代名詞が難しいと言われる所以ですよね。

    しかし安心してください!

    この記事では、みんながつまづくこの主格、目的格、所有格をとっっってもわかりやすく解説します!

    次の項目から「主格」「目的格」「所有格」をわかりやすく解説しますので、ぜひご覧ください。

    ちなみに、この項目の内容を黒板にまとめると、以下のようになります。

    関係代名詞について

    文字ばかりで難しいと思ってた方が多いと思いますが、この黒板を見ると難しい部分なんて何もないですよね。

    黒板にある内容を理解したら、次の項目で「主格の関係代名詞」について学んでいきましょう!

      主格の関係代名詞 who,which,that

      この項目では、主格の関係代名詞について解説していきます!

      主格の関係代名詞とは、「先行詞」と「関係代名詞によって作られた形容詞節の主語」が同じものを表すため、「関係代名詞によって作られた形容詞節の主語」を省略する文法のことを指します。

      また、主格の関係代名詞は形容詞節を作る際に「who」「which」「that」を用います。

      このように言葉で定義されても難しいと思うので、例文で解説していきます!

      主格の関係代名詞の例文と訳文

      まずは、主格の関係代名詞の例文を見ていきましょう。

      例文) I have a friend who lives in Tokyo.

      この例文の訳は、

      訳文) 私は、東京に住んでいる友達がいます。

      となります。

      この例文は、「who lives in Tokyo」という形容詞節が、「friend」という先行詞を修飾しています。

      この例文を2文に分けると、

      ①I have a friend.(私は友達がいます。)

      ②He lives in Tokyo.(彼は東京に住んでいます。)

      と分けることができます。

      ①の「a friend(友達)」と、②の「He(彼)」は同一人物だということがわかりますよね!

      そのため、「関係代名詞によって作られる形容詞節の主語(He)」と「先行詞(a friend)」が同一のため、Heが省略されたんです!!

      このように、形容詞節の主語が省略される関係代名詞を、主格の関係代名詞と呼びます。

      これはとても大事なことなので、しっかりと覚えておきましょう。

      主語がないから主格の関係代名詞と考えれば覚えやすいですね!

      関係代名詞による不完全文と完全文

      文章内に欠損がある文のことを、不完全文と呼びます。

      2-1の例文でいうと、「who lives in Tokyo.」の部分です。

      この例文では、主語がないですよね?

      このように欠損がある文のことを不完全文と呼びます!

      中学生のうちはあまり気にしなくていいですが、高校生レベルの内容になると完全文の関係代名詞があることを狙って引っかけてくる文法問題などがありますので、不完全文と完全文の違いは気にするようにしましょう!

      主格の関係代名詞 who,which,thatの使い分け

      主格の関係代名詞では「who」「which」「that」の3種類が使えると、この項目の初めに話しましたよね。

      実は、この3つはそれぞれ使える場合が限られるんです、、。

      めんどくさいですよね。「なぜ統一してくれないのか」と。

      筆者も昔は、そのように感じていました。

      でも、「who」「which」「that」の使い分けはとても簡単なので、サクサクと覚えてしまいましょう!

      「who」「which」「that」の使い分けは、先行詞が人ならwhoを使い、先行詞が物ならwhichを使い、thatはどちらでも使えます。

      中学生では定期試験でよく狙われる部分ですので、必ず押さえておきましょう!

      2-1の例文では、先行詞は「a friend」なので、人ですよね?

      なので、使用する関係代名詞は「who」ということです!!

      主格の関係代名詞のまとめ

      この主格の関係代名詞の内容を黒板にまとめると、以下のようになります。

      関係代名詞の主格

      上の黒板からもわかる通り、主格の関係代名詞で大切なことは

      ①形容詞節内では主語が消える(省略される)

      ②使える関係代名詞は「人ならwho」「物ならwhich」「両方に使えるのがthat」

      の2点です!

      これらを踏まえたうえで、次に目的格の関係代名詞について説明していきます。

      目的格の関係代名詞 who(whom),which,that

      この項目では、目的格の関係代名詞について解説していきます!

      目的格の関係代名詞とは、「先行詞」と「関係代名詞によって作られた形容詞節の目的語」が同じものを表すため、「関係代名詞によって作られた形容詞節の目的語」を省略する文法のことを指します。

      主格の関係代名詞では形容詞節の主語が省略されていましたが、目的格の関係代名詞では形容詞節の目的語が省略されるということです!

      また、目的格の関係代名詞は形容詞節を作る際に「who(whom)」「which」「that」を用います。

      主格の関係代名詞と同じで、先行詞が人ならwhoかwhom、モノならwhich、どちらでも使えるのがthatです。

      また、目的格の関係代名詞でwhoとwhomの両方が使用される理由は、昔はwhomだけしか使えなかったのですが、時間がたつにつれてだんだんとwhomではなくwhoを使い始めたことにあるそうです。

      それでは、例文で解説していきます!

      目的格の関係代名詞の例文と訳文

      まずは、目的格の関係代名詞の例文を見ていきましょう。

      例文) This is the book which he wrote.

      この例文の訳は、

      訳文) これは、彼が書いた本です。

      となります。

      この例文は、「which he wrote」という形容詞節が、「book」という先行詞を修飾しています。

      ちなみに、この例文を2文に分けると、

      ①This is the book.

      ②He wrote this book.

      となります。

      ①と②の「this book」が同じものを指しているため、関係代名詞によって形容詞節になった②の「this book」は省略されたということです。

      ぜひ、この例文を覚えて、目的格の関係代名詞の他の例文でも応用できるようにしておきましょう!

      目的格の関係代名詞のまとめ

      この目的格の関係代名詞についてまとめると以下の通りになります。

      目的格の関係代名詞

      上記のとおり、目的格の関係代名詞で大切なことは、

      ①形容詞節内では目的語が消える(省略される)

      ②使える関係代名詞は「人ならwhoかwhom」「物ならwhich」「両方に使えるのがthat」

      です!

      主格の関係代名詞と似ているので、間違えないように覚えましょう!

        所有格の関係代名詞 whose

        では次に、所有格の関係代名詞です。

        この所有格の関係代名詞が、中学校で習う関係代名詞の基礎なので、しっかりと覚えましょう!

        所有格の関係代名詞とは、「先行詞」が「関係代名詞によって作られた形容詞節」を持っている文法のことを指します。

        また、所有格の関係代名詞では、「関係代名詞によって作られた形容詞節」は完全文となります。

        今までの主格の関係代名詞・目的格の関係代名詞のどちらも不完全文でしたが、所有格の関係代名詞では完全文となることに注意しましょう!

        なお、所有格の関係代名詞は形容詞節を作る際に、人と物のどちらであっても「whose」を用います。

        ….何を言っているのかわからないという方が多いと思います。

        でも、例文を見ればきっと理解できます!

        なので、所有格の関係代名詞もしっかりと例文を読んで理解していきましょう!!

        所有格の関係代名詞の例文と訳文

        まずは、所有格の関係代名詞の例文を見ていきましょう。

        例文) I have a friend whose brother is a famous singer.

        この例文の訳は、

        訳文) 私は、弟が有名な歌手である友達がいます。

        となります。

        この例文は、「whose brother is a famous singer」という形容詞節が、「friend」という先行詞を修飾しています。

        『友達』が『有名な歌手である弟』を持っているので、所有格の関係代名詞と呼ばれているんですね!

        ちなみに、この例文を2文に分けると、

        ①I have a friend.

        ②His(またはHer) brother is a famous singer.

        となります。

        このように、言葉で説明されるよりも、実際に例文でみたほうが理解しやすいですよね!

        ぜひ、この例文を覚えて、所有格の関係代名詞の他の例文でも応用できるようにしておきましょう!

        主格の関係代名詞のまとめ

        この所有格の関係代名詞についてまとめると以下の通りになります。

        上記のとおり、目的格の関係代名詞で大切なことは、

        ①主格の関係代名詞・目的格の関係代名詞と違い、完全文である(省略される語は無い)

        ②使える関係代名詞は「人でも物でもwhoseのみ」

        の2点です。

        この黒板に書いてあることは、全て重要事項なので必ず覚えましょう!

          関係代名詞のまとめ

          いかがでしょうか。関係代名詞についてしっかりと理解はできましたか?

          この記事の内容は、中学校で習うレベルの話なので、高校生の方はサクサクっと覚えて高校生レベルの関係代名詞を学習していきましょう!

           

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          この記事の執筆者

          ニックネーム:受験のミカタ編集部

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