勉強の仕方がわからない人必見!効率のいい勉強方法を徹底解説
勉強方法は一人ひとり違うため、やり方には悩みますよね。
友人がどんな勉強をしているのか見えないことも、不安になる原因の一つです。
そこで今回は効率よく成績を伸ばすための勉強方法を徹底解説!
これまでテストや受験を意識して勉強することが少なかった人も、受験や試験など目標に向かって頑張る人も、自分に合った勉強方法を見つけてみてくださいね。
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【 目次 】
テスト勉強と受験勉強の仕方は違う?それぞれ解説
まず、一口に「勉強」といっても、定期テストに向けた勉強と受験に向けた勉強はやり方が違います。
定期テスト対策の勉強は、授業の受け方から始まっていると言っても過言ではありません。
授業の前後に行う予習・復習や授業中の過ごし方が重要です。
一方、受験に向けた勉強は、基礎から応用まで、網羅的な知識と考え方を積み重ねていくことが必要。
基本の理解や暗記をしっかりと押さえたうえで、演習を積み重ねていきます。
定期テストの勉強方法と受験勉強のやり方、それぞれ詳しくご紹介しましょう。
定期テストの勉強の仕方
先ほどもお伝えしたように、テスト勉強は授業の受け方から重要。
予習・復習も影響してきますから、テスト期間前の普段からしっかり対策をしておくことが必要です。
授業の正しい受け方については、次章「2.授業の受け方とは?見落としがちな予習・復習の勉強の仕方」で詳しく解説します。
大学生を対象に、どのようにテスト対策をしていたかアンケートをとったところ、同じ問題を何度も繰り返したり、解答を覚えるくらいまで解き込んだりする人や、どうしてそうなるのかという理論から覚えてしまう人まで、定期テスト対策方法は人それぞれ。
定期テストの勉強の仕方について、基本的な流れは以下の通りです。
教科書や授業ノートで復習→わからない単語や公式、内容の理解→教科書の問題や問題集の基本事項で演習→テスト範囲に関する問題集の問題を全て解けるまで繰り返す
定期テストでは、特に暗記が大切になってくるので、問題や単語、公式に繰り返し触れる機会を作ることが重要です!
なお、教科書や学校で配られた問題集を解き終わり、理解したなら、受験勉強向けの参考書・問題集を使って固めていくのもおすすめです。
英語のオススメ問題集は「英語のおすすめ参考書を文法・単語・熟語・長文の分野別に紹介!」で、数学の問題集は「数学のおすすめ参考書を難易度別に紹介!」で詳しくご紹介しています。
科目別のテスト勉強方法は「【テスト勉強法】英語・国語・数学などの勉強法を難関大合格者が伝授します!」も参考にしてみてください。
受験に向けた勉強の仕方
大学受験に向けての勉強の仕方について、ポイントは以下の通りです。
・どの教科も、初めは教科書の理解から。復習をして、分からないところは参考書や先生への質問、塾、インターネットなどで解決する。
・英単語、古文単語・漢文の感じの意味、現代文単語など単語の暗記は重要。レベルに合った単語帳を繰り返し見て覚える。
・数学、理科などの演習は、全範囲の問題の考え方・解き方をマスターすべき。全範囲を網羅した問題集を何周も繰り返して全種類の問題を解けるようにする。その後、問題集のレベルを上げていく。
・社会科は理解と暗記の両方が必要。用語や歴史上の出来事、年代を覚えるだけではなく、なぜそうなったのか、どのような背景があるのかを理解して、本番に合った形の演習(一問一答なのか、記述か、論述かなど)を積み重ねていく。
受験勉強はコツコツと積み重ねていくことが重要です。
大学受験では、遅くとも3年生の夏までに基本的なことをマスターし、夏以降は問題演習や過去問に取り組むというスケジュールで勉強することが多い傾向。
だからといって、部活などで忙しい人も諦める必要はありません。
このスケジュールはあくまでも“理想”ですから巻き返せばいいだけです!
受験生の勉強の進め方は「勉強はいつからすればいい?受験生の年間スケジュール」をご覧ください。
志望校への合格を手にした先輩たちの実際のスケジュールを載せているので参考になるはずです。
また、大学受験とテスト勉強での大きな違いの一つに、覚えなければならない英単語の量があります。
最後の部活で忙しいという人も、英単語などの暗記事項だけは積極的に進めておきましょう。
オススメの英単語帳は「実際に使ってみて良かった、効率よく勉強できる英単語帳5選!」
授業の受け方とは?見落としがちな予習・復習の勉強の仕方
ここまでに何度もお伝えしてきたように、定期テストや受験を制するには授業の受け方が重要です。
授業中だけ集中すればいいと思ったら大間違いで、チャイムが鳴る前から授業での勉強は始まっています。
特に、英語・国語では授業が始まる前には予習をしておきましょう。
先生にやり方をして言われるケースもありますが、基本的には以下の方法です。
・新しく出てくる単語、意味の分からない単語を辞書で調べ、ノートに書いておく。
・英語や古文・漢文は、本文を書き写すかコピーしてノートに貼り、文のすぐ下に日本語訳(現代語訳)を書く。辞書を引きながら自分で考えるのが重要。
・分からないとこと、むずかしいところに印をつけておき、授業で重点的に理解する。それでも分からなかったら先生に聞く。
英文や古文を先に読んで訳を考えてみたり、授業で触れる教科書の部分を先に読んだりしておくだけでも違いますよ
古文を含めた国語のオススメ参考書は「大学受験におすすめ!現代文・古文・漢文のレベル別参考書を紹介!」でご紹介しています。
また、授業後には復習も必要です。
授業で習ったことを思い出しながら、教科書・ノートを見返したり、問題を解いたりしてみましょう。
復習は、「習ったその日のうち」+「週末に、その週に習ったこと」+「習った1か月後」の流れで行うと、脳に定着しやすいと言われています。
特に、授業で先生の話すスピードが早い場合や、文系科目で苦手なものがある場合は、授業のノートは「メモ」として扱い、家に帰ってからノートまとめをすることもおすすめです。
ノートまとめは時間の無駄だと考える人もいますが、走り書きした授業ノートでは字が読めなかったり、板書の意味を忘れてしまったりして、後々の復習効率が下がります。
その日のうちに自分の頭で内容を整理することにつながるので、ケースによってはノートまとめをしたほうが効率的です。
授業内容を自分のものにするやり方は、「授業の正しい受け方とは?眠くならない方法も紹介!!」」でもご紹介しています。
さらに、授業中もボーッとしている暇はありません。
黒板に書かれたことだけでなく、先生が話したことや気になったことをメモしておくと後で役に立ちます。
ノートは、「後で見直したときに授業での説明を完璧に思い出せること」を基準に書きましょう。
メモしても、そのメモの意味が思い出せないようでは意味がないためです。
簡単な図やイラストを交えて記録しておくと見返した時に思い出しやすいですよ。
先輩たちが実践していたノートの取り方は「ノートの取り方の記事まとめ!ノート術やおすすめ文房具を紹介」」で詳しく紹介しています。
オススメの文房具も紹介しているのでぜひ目を通してくださいね。
テストにも受験にも対応できる勉強の仕方の原則
ここまで見てきたとおり、テストでも受験でも、【理解→暗記→演習→見直し】という勉強のステップが重要です。
【理解】は授業が中心になります。
予習・復習から授業は始まっているということは、前章「2.授業の受け方とは?見落としがちな予習・復習の勉強の仕方」でご紹介しました。
どうしてその文がその意味になるのか、どのような方法でその問題が解けるのか、どのような流れでそのできごとが起こったのかなど、人に説明できるくらい理解しましょう。
【暗記】はテストにも受験にも必要不可欠な項目です。
受験前に部活の追い込みがあったり、定期テスト前ギリギリまで忙しかったりしても、コツコツと積み重ねていきましょう。
単語や用語は、通学中や寝る前、休み時間などの「スキマ時間」を利用するのもおすすめです。
先輩たちの暗記の方法や使っていた参考書は「【科目別暗記法】効率の良い暗記法を難関大学合格者に聞いてみた!」で紹介しています。
【演習】は問題を解いていく段階。
初めは範囲を網羅した基本の問題がすべて解けるようになることを目標にして、少しずつレベルを上げていきます。
公式や単語を覚えながらでも、実際に使って問題を解いていくことでより記憶に定着しやすくなりますよ。
最終的には、テスト勉強なら問題集のすべての問題、大学受験なら赤本(過去問)を解けることがゴールです。
定期テストや模擬試験を受けた後の【見直し】も不可欠です。
自分がどのような問題でつまずいたのか、どうして間違えてしまったのかを見返すことで、次に同じ間違いをせずに済みます。
テストで間違えた問題、模試で間違えた問題のほか、日ごろの問題演習でも見直しを行いましょう。
間違えた箇所だけでなく、「なぜ間違えたのか」「どうすれば間違えずに済むか」を考えることが重要です。
テストや受験に向けて、周りがどのくらい勉強しているのか気になるなら「【総勢314人にアンケート】あなたの勉強スタイルは?勉強時間や勉強場所まで徹底調査!」をご覧ください。
実際に使って成績を伸ばした先輩のオススメ参考書を紹介した記事もあります。
社会科は「おすすめの参考書【社会編】~日本史・地理・世界史・政治経済・倫理・現代社会をすべてご紹介~」を、理科は「大学受験におすすめ!物理・生物・化学・地学のレベル別参考書を紹介!」をチェックしてください。
やる気や集中力が続かない時に試したい勉強の仕方
テストが近づいてきて「勉強しなくちゃ!」と思っていてもやる気が出なかったり、集中力が続かなかったりすることもあるでしょう。
そんな時には自宅以外で作業をしたり、適度に体を動かしたりしてみましょう。
寝不足の状態で勉強すると集中力が切れてしまう原因になりますから、睡眠はしっかりととってくださいね。
そして一番の大敵がスマートフォンやゲーム。
勉強をする時には通知を切り、目に見えない引き出しや他の部屋にしまったり、勉強風景を録画したりするのもオススメです。
集中力に関して詳しく知りたい方は「勉強に集中できない受験生へ!集中力を高めるための対処法8選」の記事も参考にしてください。
やる気が出ないことを乗り越えて志望校に合格した先輩の体験談は「勉強のやる気が出ない時どうした?現役早稲田生が実際に行った勉強のやる気を出す方法まとめ」にまとめています。
効率のいい勉強の仕方のまとめ
これまでに勉強に力を入れていなかった人でも、受験や定期テストまでに間に合わせることは十分に可能です。
効率のいい勉強方法で、納得のいく成績を残せるように勉強を進めていきましょう!